天気もよかったから、走り回ってきた。
いや~、疲れたぁ~。
朝起きて、まずはMTBの洗車。走り終えてからの方が良かったのかもしれないけど、きれいな状態で気持よく走りにいきたかったから、出発前にやることにした。今までまともに洗車してこなかったから、スプロケの隙間やディレイラーのプーリーには真っ黒な油の塊や枯れ草がベタベタとくっついている。そいつららを洗い落とすと、久々にSHIMANOのロゴなんかが顔をのぞかせたので、油をちゅちゅっと吹いて作業終了。お昼前にMTBを車に積んで出発。
まずはKヶ峰。前回は情報収集を怠ったので、登りは担ぎ地獄、下りはひぃひぃ言ってるうちにあっさり終了、という結末だったけど、今回はそのリベンジ。ひだださんからしっかりと情報も得たし、TORAというニューウェポンも搭載してるので、今日は万全である。
平尾にある神社に車を停め、ここからMTBで車道を走り、高座原から林道に入る。林道の終点からシングルトラックで、MTBを押しながらひーこら登っていくと尾根に出た。ここで下りに使う予定の道と合流・・・と思ったら、あれ?これ、前に下った道だ・・・。ははぁん、なるほど、この道であってたんだな。ただ前回は最後に沢の方へ下ってしまったから、まだ尾根伝いに進んでいく道があるということか。下りの走りを想像しつつ尾根を進み(乗る気力が無かったので、ほぼ押しっぱなし)、山頂へ続く主稜上の登山道に合流した。日陰には一昨日あたりに降ったらしい雪がほんの少しだけ残っていた。MTBは手前にデポして、ささっと山頂を往復。空気は澄んでないけど、風邪も弱く、静かで気持のいい山頂だった。やっぱ山はいい。
さてさて、いよいよメインディッシュ。ロングダウンヒルだ。H山ほど難しくない気もするけど、タイトなコーナーが続く上に斜度もそこそこあるし、木の根や石も出てくるから、僕にはかなりハード。130mmストロークの安心感はあっても、まだまだ体の使い方がダメらしく、おっとっと!とバランスを崩してまったり。そしてとにかく体力的にキツい!ブレーキ握る手の握力は無くなってくるし、ケツを後ろに引いてるから腕も疲れる。ペダルを踏ん張る足もパンパン。途中で息を整えないとやってられなかった。登山道が尾根から沢へと下るポイントからは、確かに尾根伝いにうっすらと道が続いていた。そこから先は落ち葉たっぷりの素敵なシングルトラックで、いい感じ。そして最後はダブルトラックで終了。上り下りで2時間弱。時間は短いけど、ハードやね、こりゃ。
でもまだ時間がある。よ~し、もうひとっ走り!ということでH山へ。あわよくば二本ぐらい下ってやろうかと思っていたんだけど、サンシャインを一本走ったら、足も腕もガタガタになってしまった。とても二本目は無理。まだまだ上手く下れない場所があって悔しいけど、次回にお預けということで。
帰りにはヤダさんとこに寄って、マックのメガタマゴを食べつつ、しばしヤダさんとお喋り。P社のアイテムについて話題が盛り上がった。
う~む、短時間だけどよく遊んだ!
MISIAの「太陽の地図」、iTMSで買ってしまった。
このところ、平日の朝は毎日だいたい6時半すぎに起きている。で、ぼ~っとした頭でテレビを点けると「めざましテレビ」をやっていて、そこで流れてるのが「太陽の地図」。朝が苦手な僕は「めざまし」の時間に起きてるなんて高校以来のことで、女子アナ陣の笑顔や大塚さんの大仏顔を見て楽しんでるんだけど、この曲がど~も耳に残ってしまう。曲に感動したとかではなくて、なんか・・・気になるんだよね。どうも朝の雰囲気に合ってないような気がする。たぶんね、「となりのトトロ」とか「耳をすませば」のエンディングにしたらハマりそうな感じがするんだ。でもって、MISIAも朝から歌がうますぎるんだよなあ・・・(突っ込みとしておかしいな)。ともかく、そんな違和感がツボにはまったというか、「近頃なんだか妙に気になってしまう」存在で、この一曲だけ買ってしまったという話。
いや~、疲れたぁ~。
朝起きて、まずはMTBの洗車。走り終えてからの方が良かったのかもしれないけど、きれいな状態で気持よく走りにいきたかったから、出発前にやることにした。今までまともに洗車してこなかったから、スプロケの隙間やディレイラーのプーリーには真っ黒な油の塊や枯れ草がベタベタとくっついている。そいつららを洗い落とすと、久々にSHIMANOのロゴなんかが顔をのぞかせたので、油をちゅちゅっと吹いて作業終了。お昼前にMTBを車に積んで出発。
まずはKヶ峰。前回は情報収集を怠ったので、登りは担ぎ地獄、下りはひぃひぃ言ってるうちにあっさり終了、という結末だったけど、今回はそのリベンジ。ひだださんからしっかりと情報も得たし、TORAというニューウェポンも搭載してるので、今日は万全である。
平尾にある神社に車を停め、ここからMTBで車道を走り、高座原から林道に入る。林道の終点からシングルトラックで、MTBを押しながらひーこら登っていくと尾根に出た。ここで下りに使う予定の道と合流・・・と思ったら、あれ?これ、前に下った道だ・・・。ははぁん、なるほど、この道であってたんだな。ただ前回は最後に沢の方へ下ってしまったから、まだ尾根伝いに進んでいく道があるということか。下りの走りを想像しつつ尾根を進み(乗る気力が無かったので、ほぼ押しっぱなし)、山頂へ続く主稜上の登山道に合流した。日陰には一昨日あたりに降ったらしい雪がほんの少しだけ残っていた。MTBは手前にデポして、ささっと山頂を往復。空気は澄んでないけど、風邪も弱く、静かで気持のいい山頂だった。やっぱ山はいい。
さてさて、いよいよメインディッシュ。ロングダウンヒルだ。H山ほど難しくない気もするけど、タイトなコーナーが続く上に斜度もそこそこあるし、木の根や石も出てくるから、僕にはかなりハード。130mmストロークの安心感はあっても、まだまだ体の使い方がダメらしく、おっとっと!とバランスを崩してまったり。そしてとにかく体力的にキツい!ブレーキ握る手の握力は無くなってくるし、ケツを後ろに引いてるから腕も疲れる。ペダルを踏ん張る足もパンパン。途中で息を整えないとやってられなかった。登山道が尾根から沢へと下るポイントからは、確かに尾根伝いにうっすらと道が続いていた。そこから先は落ち葉たっぷりの素敵なシングルトラックで、いい感じ。そして最後はダブルトラックで終了。上り下りで2時間弱。時間は短いけど、ハードやね、こりゃ。
でもまだ時間がある。よ~し、もうひとっ走り!ということでH山へ。あわよくば二本ぐらい下ってやろうかと思っていたんだけど、サンシャインを一本走ったら、足も腕もガタガタになってしまった。とても二本目は無理。まだまだ上手く下れない場所があって悔しいけど、次回にお預けということで。
帰りにはヤダさんとこに寄って、マックのメガタマゴを食べつつ、しばしヤダさんとお喋り。P社のアイテムについて話題が盛り上がった。
う~む、短時間だけどよく遊んだ!
MISIAの「太陽の地図」、iTMSで買ってしまった。
このところ、平日の朝は毎日だいたい6時半すぎに起きている。で、ぼ~っとした頭でテレビを点けると「めざましテレビ」をやっていて、そこで流れてるのが「太陽の地図」。朝が苦手な僕は「めざまし」の時間に起きてるなんて高校以来のことで、女子アナ陣の笑顔や大塚さんの大仏顔を見て楽しんでるんだけど、この曲がど~も耳に残ってしまう。曲に感動したとかではなくて、なんか・・・気になるんだよね。どうも朝の雰囲気に合ってないような気がする。たぶんね、「となりのトトロ」とか「耳をすませば」のエンディングにしたらハマりそうな感じがするんだ。でもって、MISIAも朝から歌がうますぎるんだよなあ・・・(突っ込みとしておかしいな)。ともかく、そんな違和感がツボにはまったというか、「近頃なんだか妙に気になってしまう」存在で、この一曲だけ買ってしまったという話。
いやいや、MAXの曲じゃなくって・・・
MTBでシングルトラック走るのが楽しくなってきて、ついにサスを替えてしまったのですよ。
ROCK SHOXの"TORA 318 U-Turn"
もともと付いてたサスは同じくROCK SHOXの"JUDY J1"なんだけど、こいつは超廉価版のサスで、重い、ダンパー入ってない(らしい)、見た目がダサイ、と、イマイチ。とはいえ、他のサスと使い比べたわけじゃないから、J1に具体的な不満があったわけではなく・・・でもやっぱ、どうせならかっこいいサスで走りたいし、付け替えて走りが変わったら楽しいし、そんな感じで付け替えを決意。ヤダさん曰く、「大人のおもちゃ」らしいしね(笑)
J1と比べたTORAのウリはというと・・・まずはU-Turn。サスの左足にあるダイヤルをカチカチと回すことで、サスストロークを85-130mmの間で簡単に変更することができるというシステム。80mmしかストロークが無かったJ1と比べると、下りがかなり楽しくなると期待。おつぎはモーションコントロール。右足にあるレバーを回してコンプレッションを効かせると、ペダリングによるゆっくりした動きにはサスがストロークせず、路面からの速い衝撃に対してはストロークしてくれる・・・という、話はわかるけど、どうなってるのかは理解できないシステム。登りのアプローチで活躍してくれそうだ。ちなみに重量は約100gの軽量化。これはしょうがないね・・・。
取り付けられたばかりのTORAを試したくてウズウズしていたので、今朝のバイト前、H山を一本走ることにした。登りのジープロードではストロークを85mmにして、コンプレッションを効かせて走行。・・・ふむふむ、確かにサスはかちっと固まっているけど、路面の凹凸はそこそこ拾ってくれてるみたいだ。なるほど。そして下りは内藤'sトレイルへ。ストロークを120mmあたりまで伸ばし(ここまで伸ばすと、今のフレームサイズでは股下のクリアランスが皆無に)、コンプレッションを解除してトレイルに突入。おお~、これは違う!今までガッコ~ン、バッコ~ンって感じで越えてた段差が、ぽよ~ん、ぽよ~んとクリアできてしまう!・・・ストローク伸びてるから当然か。いや、それでも感動。
よ~し、明日は休みだ。走るぞ~。
MTBでシングルトラック走るのが楽しくなってきて、ついにサスを替えてしまったのですよ。
ROCK SHOXの"TORA 318 U-Turn"
もともと付いてたサスは同じくROCK SHOXの"JUDY J1"なんだけど、こいつは超廉価版のサスで、重い、ダンパー入ってない(らしい)、見た目がダサイ、と、イマイチ。とはいえ、他のサスと使い比べたわけじゃないから、J1に具体的な不満があったわけではなく・・・でもやっぱ、どうせならかっこいいサスで走りたいし、付け替えて走りが変わったら楽しいし、そんな感じで付け替えを決意。ヤダさん曰く、「大人のおもちゃ」らしいしね(笑)
J1と比べたTORAのウリはというと・・・まずはU-Turn。サスの左足にあるダイヤルをカチカチと回すことで、サスストロークを85-130mmの間で簡単に変更することができるというシステム。80mmしかストロークが無かったJ1と比べると、下りがかなり楽しくなると期待。おつぎはモーションコントロール。右足にあるレバーを回してコンプレッションを効かせると、ペダリングによるゆっくりした動きにはサスがストロークせず、路面からの速い衝撃に対してはストロークしてくれる・・・という、話はわかるけど、どうなってるのかは理解できないシステム。登りのアプローチで活躍してくれそうだ。ちなみに重量は約100gの軽量化。これはしょうがないね・・・。
取り付けられたばかりのTORAを試したくてウズウズしていたので、今朝のバイト前、H山を一本走ることにした。登りのジープロードではストロークを85mmにして、コンプレッションを効かせて走行。・・・ふむふむ、確かにサスはかちっと固まっているけど、路面の凹凸はそこそこ拾ってくれてるみたいだ。なるほど。そして下りは内藤'sトレイルへ。ストロークを120mmあたりまで伸ばし(ここまで伸ばすと、今のフレームサイズでは股下のクリアランスが皆無に)、コンプレッションを解除してトレイルに突入。おお~、これは違う!今までガッコ~ン、バッコ~ンって感じで越えてた段差が、ぽよ~ん、ぽよ~んとクリアできてしまう!・・・ストローク伸びてるから当然か。いや、それでも感動。
よ~し、明日は休みだ。走るぞ~。
休み。Kヶ峰へ行こうかと思ったんだけど、午前中だらだらしていたのと、外へ出たら結構寒かったので気乗りがせず、午後からH山のトレイルへ。
まずは、まだ走っていない北尾根を下るトレイル。思ってた以上に距離があって、走りごたえのあるコースだった。路面も景色もバリエーションに富んでいる。スギ・ヒノキ林ばかりの長谷山にあって、後半に明るい雑木林があるのも良かった。ちょうど里の紅葉は今が真っ盛りといった様子で、派手さは無いけど柔らかく色づいたクヌギやコナラの森が素晴らしかった。
登山口に戻り、まだ時間も元気もあったので、もう一本下ることにした。今度は前回走った北西の方に下るトレイル。一本目のトレイルと途中までは同じ道。路面状況が頭に入っているし、バイクの動きの感覚も少しは掴めている。さっきは上手くこなせなかった箇所をクリアできたり、さっきよりもスピードを乗せてコーナーを抜けていける。おおっ、これは楽しい。こうやって走り込んでいく楽しさがH山の良さなのかも。
帰りに立ち寄って聞いたヤダさんの話によれば、一本目がサンシャイン、二本目が内藤'sトレイルというらしい。サンシャインがよかったなあ。
まずは、まだ走っていない北尾根を下るトレイル。思ってた以上に距離があって、走りごたえのあるコースだった。路面も景色もバリエーションに富んでいる。スギ・ヒノキ林ばかりの長谷山にあって、後半に明るい雑木林があるのも良かった。ちょうど里の紅葉は今が真っ盛りといった様子で、派手さは無いけど柔らかく色づいたクヌギやコナラの森が素晴らしかった。
登山口に戻り、まだ時間も元気もあったので、もう一本下ることにした。今度は前回走った北西の方に下るトレイル。一本目のトレイルと途中までは同じ道。路面状況が頭に入っているし、バイクの動きの感覚も少しは掴めている。さっきは上手くこなせなかった箇所をクリアできたり、さっきよりもスピードを乗せてコーナーを抜けていける。おおっ、これは楽しい。こうやって走り込んでいく楽しさがH山の良さなのかも。
帰りに立ち寄って聞いたヤダさんの話によれば、一本目がサンシャイン、二本目が内藤'sトレイルというらしい。サンシャインがよかったなあ。
月曜日、またまたMTBでトレイルライドを楽しんできた。
冷たい北西の風が吹く中、菰野方面へと車を走らせて行くと・・・鈴鹿山脈の稜線に雪!初冠雪だろうか?うっすらと雪化粧をした鈴鹿の山なみ。美しい。
まず向かったのはO山という533Mの低山。前に一度登ったことがあって、走れそうな道だったと記憶していたけど・・・残念ながらハズレ。登りに使った長坂コースは道は悪くないけど、斜度がキツくて、乗って行ける場所は少ない。下りの行者コースは、木の根、木の根、木の根・・・。山頂からの展望は抜群だったけど、これはMTB向けじゃないなぁ。
お次は気を取り直して、少し前に走って気に入ったF山の東海自然歩道に向かった。前回味わった峠までの階段地獄を避けられないものかと地図を眺めていたら、麓の集落から峠まで林道が延びているのを発見。これを登りに使ってみることにした。
集落からしばらく舗装路が続くと、その後はダブルトラック。紅葉を眺めつつ、じわじわと高度を上げて行く。峠へ辿り着くと、木々の間から雪化粧の竜ヶ岳。そして狙い通り、林道は自然歩道に合流。さ~て、このあとは気持のいいシングルトラック。前回よりもひんやりとした空気を感じながら、山麓まで一気に駆け下りたのだった。上り下りで2時間弱。これはイケるな。
冷たい北西の風が吹く中、菰野方面へと車を走らせて行くと・・・鈴鹿山脈の稜線に雪!初冠雪だろうか?うっすらと雪化粧をした鈴鹿の山なみ。美しい。
まず向かったのはO山という533Mの低山。前に一度登ったことがあって、走れそうな道だったと記憶していたけど・・・残念ながらハズレ。登りに使った長坂コースは道は悪くないけど、斜度がキツくて、乗って行ける場所は少ない。下りの行者コースは、木の根、木の根、木の根・・・。山頂からの展望は抜群だったけど、これはMTB向けじゃないなぁ。
雪化粧した鎌ヶ岳と御在所岳
山頂からの展望
釈迦ヶ岳
お次は気を取り直して、少し前に走って気に入ったF山の東海自然歩道に向かった。前回味わった峠までの階段地獄を避けられないものかと地図を眺めていたら、麓の集落から峠まで林道が延びているのを発見。これを登りに使ってみることにした。
集落からしばらく舗装路が続くと、その後はダブルトラック。紅葉を眺めつつ、じわじわと高度を上げて行く。峠へ辿り着くと、木々の間から雪化粧の竜ヶ岳。そして狙い通り、林道は自然歩道に合流。さ~て、このあとは気持のいいシングルトラック。前回よりもひんやりとした空気を感じながら、山麓まで一気に駆け下りたのだった。上り下りで2時間弱。これはイケるな。
登りのダブルトラック
竜ヶ岳
セルフタイマーで
昨日昼過ぎから、ちょこっとだけH山をMTBで走ってきた。H山は津の町外れにある320mの低山で、以前に一度、ナカオくんと一緒に走りに行ったことがある。
H山は山頂まで未舗装の林道がつけられていて、比較的楽に山頂まで辿り着ける。そして山頂から西側には、MTBで走れるたくさんのトレイルが延びているのだ。ヤダさんの話によれば、その昔、何人かの偉大な(?)先人たちがトレイルを開拓し、“サンシャイン”、“セメタリー”、“羊”、“内藤トレイル”・・・などという名前を遺していったのだという。前回下ったトレイルは、おそらく“羊”だろうか・・・よくわからないけど、とにかく今日は別のトレイルを下ってみることにした。
林道入り口に車を停め、まずは退屈なヒルクライム。途中で林道から左に入る登山道があったので、スケベ心を出して、こちらに入ってしまった・・・するとこれがヒドい激坂。僕の技量ではとてもMTBに乗って進むことはできず、押したり担いだり。ひ~、こんなハズじゃなかったのに・・・。
登山道はふたたび林道に合流し、すぐに山頂に到着。山頂には、年配の登山客二人と、山頂の電波塔の工事関係者と見える男性二人がいた。少し呼吸を整えて、さぁ、下るぞ!と思っていると突然、工事関係者の男性から声をかけられた。
「これからどっちへ下るん?」
「え、いや、よくわからないんですけど、まあ、西の方へ、MTBで走ろうかなと・・・」
「いや、わかるよ。俺も昔よく走ってたんやわ」
「お~、そうなんですか!」
「もうな、週末になるたびに、一日中ここで過ごしてなぁ」
「ほ~、私、ヤダサイクルでお世話になってて、よく昔の話を聞くんですよ。H山のトレイルが開拓された頃の話」
「おう、俺はそのころの人間やさ。チャールズって外国人がおってなぁ・・・」
こんなところで偉大な先人の一人に出会うとは(笑)・・・それにしても、コースを開拓したとか、コースに名前が残ってたりとか、まるでどこかのクライミングのメッカのようで面白い。男性に「じゃあ行ってきま~す」と別れを告げ、彼らの切り開いたトレイルに入っていく。
トレイルに入るとすぐ、道の真ん中にロープが張ってあって、「DHバイクによる走行を禁止します」という張り紙。どうやらMTBiker自身による張り紙みたいだけど、DH系だと重いしハイスピードだからトレイルを痛めるということなのだろうか?自然を利用した遊びにはいつもジレンマが付きまとう。難しい問題だ。
以前と同じ分岐に行き当たったので、今度は左を選んでみることにした。僕のレベルには、なかなかハードに思える。少なくとも、気持よく景色を楽しみながら・・・という感じではない。ときどきビビって降りてしまったりもしつつ、ひ~ひ~言いながら必死で下っていく。
気がつくとトレイルは終わっていて、麓の集落だった。ヤダさんに聞いたところでは、このコースは“セメタリー”らしい。上り下り、休憩も入れて、約1時間ほど。なるほど、これなら一日に何本か走りたくなるのも頷ける。今度は“サンシャイン”にトライしてみようかな。
H山は山頂まで未舗装の林道がつけられていて、比較的楽に山頂まで辿り着ける。そして山頂から西側には、MTBで走れるたくさんのトレイルが延びているのだ。ヤダさんの話によれば、その昔、何人かの偉大な(?)先人たちがトレイルを開拓し、“サンシャイン”、“セメタリー”、“羊”、“内藤トレイル”・・・などという名前を遺していったのだという。前回下ったトレイルは、おそらく“羊”だろうか・・・よくわからないけど、とにかく今日は別のトレイルを下ってみることにした。
林道入り口に車を停め、まずは退屈なヒルクライム。途中で林道から左に入る登山道があったので、スケベ心を出して、こちらに入ってしまった・・・するとこれがヒドい激坂。僕の技量ではとてもMTBに乗って進むことはできず、押したり担いだり。ひ~、こんなハズじゃなかったのに・・・。
登山道はふたたび林道に合流し、すぐに山頂に到着。山頂には、年配の登山客二人と、山頂の電波塔の工事関係者と見える男性二人がいた。少し呼吸を整えて、さぁ、下るぞ!と思っていると突然、工事関係者の男性から声をかけられた。
「これからどっちへ下るん?」
「え、いや、よくわからないんですけど、まあ、西の方へ、MTBで走ろうかなと・・・」
「いや、わかるよ。俺も昔よく走ってたんやわ」
「お~、そうなんですか!」
「もうな、週末になるたびに、一日中ここで過ごしてなぁ」
「ほ~、私、ヤダサイクルでお世話になってて、よく昔の話を聞くんですよ。H山のトレイルが開拓された頃の話」
「おう、俺はそのころの人間やさ。チャールズって外国人がおってなぁ・・・」
こんなところで偉大な先人の一人に出会うとは(笑)・・・それにしても、コースを開拓したとか、コースに名前が残ってたりとか、まるでどこかのクライミングのメッカのようで面白い。男性に「じゃあ行ってきま~す」と別れを告げ、彼らの切り開いたトレイルに入っていく。
トレイルに入るとすぐ、道の真ん中にロープが張ってあって、「DHバイクによる走行を禁止します」という張り紙。どうやらMTBiker自身による張り紙みたいだけど、DH系だと重いしハイスピードだからトレイルを痛めるということなのだろうか?自然を利用した遊びにはいつもジレンマが付きまとう。難しい問題だ。
以前と同じ分岐に行き当たったので、今度は左を選んでみることにした。僕のレベルには、なかなかハードに思える。少なくとも、気持よく景色を楽しみながら・・・という感じではない。ときどきビビって降りてしまったりもしつつ、ひ~ひ~言いながら必死で下っていく。
気がつくとトレイルは終わっていて、麓の集落だった。ヤダさんに聞いたところでは、このコースは“セメタリー”らしい。上り下り、休憩も入れて、約1時間ほど。なるほど、これなら一日に何本か走りたくなるのも頷ける。今度は“サンシャイン”にトライしてみようかな。