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世界自然紀行

日本、そして世界の植物をめぐる旅

まだまだ書けてない話が溜まってるんですが・・・その前に、
土日は久々にMTBでトレイルを走ってきた。
・・・ほんとに久々。本格的に走るのは1年ぶり以上だなぁ・・・

土曜日はナカオ君と滋賀県日野市の「グリム冒険の森」を走ってきた。
ヤダさんの話ではあまり面白くなさそうな印象だったんだけど、僕には大満足。
総距離は短いので、途中で休憩しつつ、4周走りを楽しんだ。
そして今回、今までに無い試みを行ってみた。
先日購入したiPod nanoをヘルメットに固定・・・かなりテキトーに・・・して、走行の様子を動画撮影してみたのだ。
↓こんな感じ。いかがでしょう?



日曜はダメオ親父さんと地元のH山、サンシャイントレイルを走った。
この日もnanoで動画撮影。
前日に足慣らし、いや目慣らしをしておいたおかげで、苦手な(?)H山も結構楽しい。



いや~トレイルライドって気持ちいいですね。
これからがんがん走りにいこうと思います。
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昨日はダメオ親父さん(S先輩)、ナカオくんと一緒に、
真夏のような暑さのなか、MTBで一日中遊びまわってきた。

まずは10時に、いつものH山口で待ち合わせ。
ダメオさんは歯医者の看護婦を口説くのに手間取ったとか?で、
30分ほど遅れて到着し、ナカオくんと初顔合わせ。
ダメオさんに譲ってもらった新古のタイヤ(シュワルベ)を装着して、
早速、山頂へ向けてスタート。

登りのジープロードの暑いこと!風がない!
一番年長のダメオさんが一番元気だよ、ちくしょう。
登りのニガテなナカオくんはもう汗だらだら。

山頂で小休止して、サンシャインに入ることにした。
ナカオくんがほぼ初めてというのに、かなり速い!
うーむ、最近よく山に入ってるようだから、
身体の反応が研ぎすまされてるのかなあ。
それに比べて俺は、いつにも増して乗れてないぞ。
やっぱ自然の中に入ることを怠ってると
鈍ってきちゃうんだなあ。
最後の最後の方になって、
ようやく身体を使って走れるようになった。
いや~暑かった。
けど、この汗、気持いいなあ。

昼飯を済ませたあと、
俺がかねてから行ってみたいと思ってた、
Kの里山トレイルに連れてってもらうことにした。

Kの里山は、予想していた以上の規模だった。
豊かな雑木林や湿原があちこちにあって、
津市内にいることを忘れてしまうスケール。
トレイルもあちこちにあって、マップさえ頭に入れば、
色んなコースを繋げて一日遊べそうな勢い。
ここでも暑さに喘ぎつつだったけど、
ダメオさんの案内で面白いトレイルを楽しむことができた。

夕方になってトレイル遊びも解散ということに。
三人とも、めいっぱい汗をかいて、もうへとへと。
でもこうやって自然の中で思いっきり体を使うのって、
ほんとに気持いいし、絶対大事だよな。

それにしても、このKの里山に某国道の
バイパスが通ってしまうなんて、なんとも残念な話だ。
工業団地やら新興住宅やらゴルフ場やら、
散々里山をつぶしまくってきたのに、
まだそれを続けなきゃならんのだろうか。
でもダメオさんの言う
「これまで車の抜け道になって迷惑していた
地元の人たちにとって、新しいバイパスは嬉しいはず」
というのも確かかもしれない。
自分だって、通勤でちょっと車が渋滞しては
イライラしてるんだから、矛盾しているよなあ。

・・・というか、世の中矛盾しまくってるよ。
今日の中日新聞夕刊、東海北陸道全通が一面記事。
その内容は、「自然に打ち勝った」というような前時代的な話。
黒部ダムの時代じゃないんだから・・・。
その一方で、別のページには藤前干潟の環境ネタ。
矛盾してるわ。

こんだけ温暖化対策やらチームマイナス6%やらと言いながら、
まだまだ道を作ろうとしてるし、モノを作って消費しようとしてる。
快適な生活は捨てようとせずに、
富士山麓の粗大ゴミを拾ったりして(きっとどうでもいいこと)
環境問題に関わった気になって・・・
こんなことでええのかいな。

少なくとも我々、自然の中で体を動かすことの好きな人間は、
何か犠牲を払ってでも自分たちの環境を持続させるための行動を
起こさなければならないんだと思う。
少なくとも、そのために犠牲を払う、
何かを捨てる覚悟を持たないといけないんだろう。

そんなこと言いながら、エアコンつけてた。
こんなこと書くんじゃなかった・・・やれやれ。
昨日の休み、久しぶりにナカオくんと遊ぶことができた!

今回はナカオくんにご足労願って、
津の市民プールの駐車場で落ち合った。
ひっさしぶり~!!
しっかり雪焼けしてるな~!
年明けから春まで、
ひたすら雪と遊びまくったみたいだ。
ほんとに雪が好きなんだなあ。

時間はたっぷりあるので、
Kヶ峰へ連れて行ってあげることにした。

久々に会って、話すことが山ほどある。
冬の間の出来事やら仕事の話やら、
とりとめもない話をしつつ、MTBを押し上げて行く。

1時間ちょっとで山頂へ着くと、
あちこちにヤマツツジが花を咲かせていた。
空は曇っているけれど、
やはりこの山の眺望は爽快だ。
・・・にしても寒い。
軽食をとって、早々に下ることにした。

三度目となるKヶ峰ダウンヒル。
ナカオくんは初めてなので、
一応、僕が先行して下ることにする。
山頂で体が冷えてしまったので、動きがカタい・・・
でもコースは頭に入っているし、
路面のコンディションもいい。
結構乗れてる感じだ。
ナカオくんも
「なかなかハードや!」
といいつつ、楽しんでくれている様子。

時おりストップしつつ、
無事にトレイルの終点へと到着。
なかなかいい感じのライディングだった!
やっぱMTBは仲間と走るのがいいね。
ナカオくんも気に入ってくれたようで、
「次はDHバイク持ってこよ!」
とノリノリ。

気持いいライディングのあとは、
榊原温泉で汗を流して帰ることにした。
市営の日帰り温泉に入ったんだけど、
アルカリ性のお湯がヌルヌルとしていて、
なかなか温泉らしい温泉で好印象。
晩飯を一緒に食ってから、
次は甲賀へ遊びに行くことを約束して
ナカオくんと別れた。
いいトレイル探しといてな!

・・・一夜明けて今日、
昨日の寒かった山頂がマズかったのか、
見事に風邪を引いてしまった模様。
免疫力落ちてる気がするなあ。
いかんいかん。


最近、というかここ数ヶ月に買ったCD。

まずは本日発売のデスキャブの新作。

Narrow StairsNarrow Stairs
(2008/05/13)
Death Cab For Cutie

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車の中でさわりだけ聴いたんだけど、
あいかわらず哀愁ただよってていいな~。

気付いたら出てたMUSEのライブ盤。

ハープ(DVD付き)ハープ(DVD付き)
(2008/04/09)
ミューズ

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20曲も入ってるDVDが熱い!
暇な夜に通して観るとたまらない。

少し前に買ったストロークス。

ファースト・インプレッションズ・オブ・アースファースト・インプレッションズ・オブ・アース
(2006/01/01)
ザ・ストロークス

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思いつきで借りた"Room on Fire"が良かったので、
このアルバムも買ってみることにした。
軽い感じなんだけど、不思議と心に残る。

さらに前には木村カエラ。

+1 (DVD付)+1 (DVD付)
(2008/04/02)
木村カエラ

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Jasper聴きたさに購入。
JasperとそのPVが最高。
それ以外はあまり聴いてないかも・・・。
今日はかつどんさんとテレマークスキーに行く予定だった。僕にとっては今シーズン初滑り。・・・のハズだったんだけど、ど~も疲れが溜まってて、朝早起きする気力が出ない(だめだ、これじゃあ週末のオッサンだ)。申し訳ないけど、僕はお昼頃から合流させてもらおうかな・・・なんて考えてたんだけど、かつどんさん、今回は早めに切り上げる予定とのことで・・・断念。今回は欠席。かつどんさん、すんません。また次の機会を待ってますので。

というわけで、のんびりと起きた朝。わが町では、9日から始まった高田本山専修寺の報恩講(「お七夜」として親しまれている)が、ちょうどまっただ中。たくさんの出店が立つので、町内が一年でもっとも賑わう時期なのだ。ちょっくら散歩がてら様子見に行ってみることにした。

平日ということもあり、出店の数はボチボチ。でも人はそれなりに歩いてるな~。さてさて、僕の目当ての店は、と・・・お、出てる出てる。高田幼稚園前の「蜂蜜カステラ」。これが大好きなんですわ。他にも蜂蜜カステラとかベビーカステラのお店はたくさん出てるんだけど、たぶんここが一番。500円の袋(テキ屋プライス)を購入して帰宅。いやいやいや、相変わらず外はパリっとして、中はふんわり。最高ですな。

そうこうしてるうちにお昼前。今日は午後から天気が崩れるとの予報だけど、まだ太陽もしっかり出てて、全然いけそう。朝たっぷり寝て元気が戻ったし、外へ出たくなってきたぞ。よ~し、A高原へ行こうっと。

昨年末に走って、かなりお気に入りのA高原トレイル。今日も林道入り口に車を停めて、出発。いつのまにやら曇り空。雨、降りませんよ~に。

林道からトレイルへの分岐点。今回は稜線へと続くもう一本の道にトライしてみることにした。走り出しは気持のいい緩い下りで、滝がいくつもある沢へ出る。しかし、ここからが難路だった。しばらく沢沿いの道なんだけど、岩と根っこだらけで、とても乗って行けない。ひたすら押し、担ぎ。登山道としてもなかなか難しい道で、迷うほどではないけど、小さな沢と尾根が複雑に入り組んだ地形。ぼけ~っとして踏みあとを外したらヤバそう。難路を抜けた中盤は落ち葉の積もった気持いい道。いいぞ、いいぞ、と思ったのもつかの間、後半は激坂&激担ぎの階段。ちっきしょ~、こんな道選ぶんじゃなかった~、と思いつつ、稜線の高原道路駐車場に到着。乗車率の極めて低いハズレ道だった。

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登り序盤、沢を渡る。

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中盤、登り唯一の乗れるセクション。Outdoor Japanの投稿コーナーを狙ってます(笑)



三角点でしばしの休憩。冬の平日、天気もイマイチ、ということで、いつものようにカップルもおらず、静かな山頂だった。高原道路を走って、第三駐車場から前回のトレイルへアクセスし、ダウンヒルへと突入。

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遠くには風車。



まずは暗い杉林のセクションを無難にこなす。よしよし、コースも頭に入ってるし、行くで~・・・とととと、あかん、岩の多い急傾斜の難所であえなく降車。次の課題として、ライン取りを頭に叩き込んで、と。中盤は明るい雑木林の高速セクション。うっひゃ~、気持いい~。乗れてるぞ~。やっぱこの前のKヶ峰が良かったな。自分より速い人たちについていくことで、スピードにもバイクの挙動にも慣れることができた気がする。いい感じだ。途中、2カ所の倒木で降車してしまったけど、これも落ち着いていけばクリアできそう。あとは写真撮影のために降車しただけで、とっても気持よく下り切ることができた。我ながら満足のいくライディング。このコース、楽しいなあ。濃密な2時間に十分満足できたので、今日は自然探求路まで走らずに帰宅。雨は帰り道に降り出して、持ってくれてからよかった。

080111d.jpg
きれいなリーンアウトができてます、この写真だと。

今日もMTBでトレイルライドにでかけた。携帯の充電残量が少なかったので、ノーフォトです。すんません。

またKヶ峰を走ろうかとも考えたんだけど、同じ場所を何度も走ってトレイルにダメージを与えるのも良くなさそうだから、新しいトレイルにトライしてみることにした。今日のフィールドはA高原東側の尾根。以前に中尾くんとA高原稜線の自然歩道で遊んだとき、尾根を下っていく良さそうなトレイルを見つけ、気になっていたのだった。それを下から登って様子を見てみることにした。

山麓の林道入り口に車を停め、トレイルライド開始。しばらくダートの林道を登った所で、地形図通りの場所にトレイルの分岐を発見。A高原を指す道標が立っている。

トレイルの前半は、ときどき朽ちた階段が出てくるものの傾斜は緩く、登りの乗車率が結構高い。なにより魅力的なのは、アカマツや落葉樹の雑木林が多いこと。植林帯ばかりのKヶ峰やF山と違って林が明るく、実に気持がいい。路面にはアカマツの落ち葉が積もっていて、これが滑りやすいというのも新しい発見。

後半になると傾斜が増して、タイトなコーナーが出てくる。岩や根っこも多くて、テクニカルなセクションになりそうな感じだ。このあたりは押して登っていく。

急登を終えると見覚えのある景色になり、稜線上の自然歩道に合流した。約1時間の登りだった。さて、サスストロークを伸ばし、サドルを下げて・・・いざダウンヒルといきますか!(U-Turnシステム、ほんっとに便利)

まずは傾斜のきつい、タイトコーナーが続くセクション。ときどきバランスを崩して降車するものの、十分に走れるコースだと思う。・・・ただし、腕、足はパンパン。そして中盤から後半の傾斜の緩いセクション。テクニカルな部分も少ないので、気持のいいスピードで駆け下りる。う~ん、気持いい!こういう場所が一番好き。楽しい下りはあっという間で、20分ちょっとで終了。うん、このコースは当たりだ。これで、F山、Kヶ峰、A高原東尾根と、長く走れるトレイルを三つ確保できた。同じ場所への集中を避けるためにも、もうひとつぐらい近場で長いトレイルを見つけたいなあ。

林道に出てから、さらに上がどうなっているか見に行ってみることにした。が、道が三つに分岐してて、迷っても嫌なので撤退。林道を引き返し、引き続く山麓の自然探勝路に入ることにした。

ひだださんから教えてもらったこのトレイル、里山トレイルの良さを凝縮したような素晴らしいコースだった。ここも雑木林が多くて、森は明るい。そしてトレイルが実に変化に富んでいる。適度なアップダウンあり、担ぎあり、ガレ場あり、路面も植生も次々と変化し、アドベンチャー要素が高くて、飽きることが無い。近場にこんないい場所があったことに、ちょっと感動。

さてこのトレイル、後半部分は某公園から延びている道と合流するんだけど、実はこの道というのが、小さい頃によく遊びに訪れた場所で、非常に思い出深いというか・・・嫌な思い出のある場所なのだ。・・・昔から植物を見たり虫を見るのが好きだった僕は、よく親にせがんでこの自然探勝路を歩きにきていたんだけど、小学校中学年ぐらいかな、一度だけ、弟と二人だけで自然探勝路に入ったことがあった。弟と二人でサワガニを見つけたりしながら歩いていた・・・そう、まさにこのあたり!このあたりで僕は、猛烈な便意に襲われてしまったのだ!しばらくは我慢して歩いていたんだけど、ついに「もう無理っ!!」という状況になってしまった。そこでしかたなく弟に「ごめん、先に公園に戻るから、一人で歩いてきて」と言い残し、僕だけが走って公園に戻ることにした(登山者失格である)。で、走りだしたはいいんだけど、結局、僕は我慢しきれずに走りながらブリブリと漏らしてしまった(食事中の人、ごめんね)。そんな絶望感の中で公園に辿り着くと、今度は公園で待っていた親が、弟を置いてきたことに怒るというか、非常に心配しだして(そりゃそうだよね)、これは大変なことをしてしまった、という罪悪感に教われたのだった。・・・そんな記憶が、トレイルを走っていると甦ってきた。まあ弟は無事に戻ってきたから良かったんだけど、暗い森で置いてきぼりにされた弟の気持はどうだったんだろう、とか、今でも根に持っていたりするんじゃ・・・と、ヘンなことを考えながらの走りだった。

そんなことはともかくとして、公園からの道と合流してからもトレイルは素晴らしかった。昔の記憶以上に豊かな自然景観が残っている。そしてコースの最後は大きな池のほとりに飛び出して、感動のフィナーレだった。ぐるっと走って約1時間。A高原ダウンヒルとあわせると、全行程で2時間半ほど。総距離が何キロなのかわからないけど、めいっぱい走り回れる素晴らしいコースだった。