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世界自然紀行

日本、そして世界の植物をめぐる旅

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帰路、乗り継ぎ待ちで立ち寄ったシンガポールのマーライオン。
マーライオンが無い!?と思ったら、シンガポール・ビエンナーレの企画で、マーライオンを取り囲むようにホテルの一室がつくられていた。日本人の西野達というひとの作品らしい。このホテル、実際に毎晩、一組の宿泊客が泊まるそうだ。


3月18日(金):Port Nolloth - Richtersveld National Park - Port Nolloth
 朝、テントから出ると濃い霧。ナミブから南ア北西部の沿岸ではよく見る光景。少し北へ走り、Toridentea pachyrrhizaを探す。・・・簡単に見つかるだろうと思ってたけど見つからず、諦める。Alexsanderbaaiを経てリヒタースフェルト国立公園へ。途中、Aloe pillansiiを撮影。何度見ても美しい。国立公園ゲート。オレンジ川をナミビアへと越境する"ポントゥーン"は現在、運行してないとのこと。Steinkopfまで戻らなきゃいけないのか・・・。とりあえず入園料を払い、Helskloofへ。とんでもないオフロード。さすがに緊張した。峠にはAloe pearsoniiの大群落、Richtersveldia columnaris、Stapelia hirusta v. gariepensis。ここも乾いていて花は無い。来た道を戻り、ふたたびPort Nolloth泊。

3月19日(土):Port Nolloth - Steinkopf - Noordoever - Vioolsdrif (NAMIBIA) - Grünau
 だだ~っと北上し、ナミビアへ。国境のVioolsdrifからRosh Pinahを目指す。90キロくらい走ったところで、道路崩壊のため通行止め。前回もここは通行止めで、インターネットでは開通したとなっていたんだけど・・・。仕方なく引き返し、Grünauへ。まだ時間が早いのでキャラバンパークで洗濯をすませ、Karasburg方面をまわる。Farmを訪ねたりするも、探していたTavaresiaは見つからず。

3月20日(日):Grünau - Warmbad - Velloorsdrif - Onseepkans - Pofadder - Springbok
 Warmbadでいろいろ探すも、見つからない。休日なのでインフォメーションも開いてない。気が滅入る。たった2日しか滞在してないけど、南アへ戻ることにする。初めて走る道で興味深いが、めぼしいものは見つからない。国境で印象的だったのが、ナミビア側のやる気の無さと、南アの統制の取れた感じ。同じような国に見えて、こうも違う。南ア、Pofadderに入ると、ふたたび緑が少なくなるのも面白い。夏雨と冬雨の境目がはっきりしている。そしてリトープスの自生地へ。石英の砂礫地にLithops olovaceaがわんさか。美しい。そののまま一気にSpringbokへ向かい、以前と同じキャラバンパーク泊。

3月21日(月):Springbok - Kliprand - Loeriesfontein
 内陸部を南下する。Hoodiaが目当てだったが、この地域では咲いてない様子。当てが外れた。Loeriesfontein直前で、このたび初のパンク。町で修理してもらう。少し北へ走り、L. otzenianaを探す。自生地のあたりまで来てるのだが、見つからない。この町にはキャラバンパークが無いので、B&Bに泊まる。R250。

3月22日(火):Loeriesfontein - Calvinia
 さらに南下してCalviniaへ。Duvalia、Piaranthusなどのスタペリア類が咲いている。Calvinia周辺は雨がたくさん降った様子で、デイジーなど春の花がちらほら咲いている。彼らには季節より、水が大切なようだ。そうこうしてるうち、ふたたびパンク。町のガレージで修理してもらう。キャラバンパーク泊。R70。

3月23日(水):Calvinia - Middelpos - Sutherland - Prince Albert
 標高の高い高原地帯を南下。なかなか面白いものが出てこなかったが、Sutherlandからグレートエスカープメントを下り、グレートカルー地方に入ったところでHuernia barbataを発見。他にもスタペリア類が多かったが、花は無かった。このあたりも冬雨なので、とにかく乾いてる。N1を北東へかっ飛ばして、Prince Albertへ。キャラバンパーク、R50。スペイン人とフランス人のカップルがいて、いろいろと話せて楽しかった。

3月24日(木):Prince Albert - Oudtshoorn
 朝イチで町の丘へ。ここは多肉が豊富なのだが、目新しいものは無し。ちょこちょこ止まりながら南へ向かい、Oudtshoornへ。バックパッカーズにテント泊(R60)することにして、昼食後、町の東へ出かける。リトルカルー地方の植生が賑やか。Piaranthusがよく咲いていた。

3月25日(金):Oudtshoorn - Calitzdorp - Laingsburg
 西へ走り、Calitzdorpの肉屋、ジョージのもとを訪ねる。いろいろと見頃の多肉植物情報を教えてくれた。おいしいビルトン(干し肉)を買おうとしたら、どっさりとプレゼントしてくれた。ジョージと別れ、町の北へ。Stapelia grandiflora、Huernia guttataが満開。とくにS. grandifloraが見事だった。しばらく花に巡り会ってなかったので、とにかく嬉しい。さらにジョージに教えてもらったLadismithのスポットを訪れたあと、峠を越えて北へ。再びグレートカルーの乾いた植生。Laingsburg手前の山間部で、ちょこちょこ面白いものが見れた。町のキャラバンパークが閉鎖されていたので、B&Bに泊まる。R250。

3月26日(土):Laingsburg - Touws Rivier - Stellenbosch
 ケープタウンへ向けて西へと走る。欲を出して、最後に寄り道。しかし、Tanquanaも咲いてなかったし、Lithops comptoniiも見つからない。今回の旅はこれにて・・・ということで、静かで空港にも近いStellenboschに泊まる。ツーリストインフォメーションで紹介されたバックパッカーズは、薄暗く、怪しげなところ。管理人も若くてちゃらんぽらんな感じのお兄ちゃん。でも悪い奴じゃなかった。せっせと荷造りして、ひとり眠りについた。

3月27日(日):Stellenbosch - Cape Town International Airport
 さあ。帰国の日。いったい日本はどうなることやら。とにかくもう少しで部屋のベッドで眠れる。


以上、南アの旅で思い出したことを走り書きしてみた。
中身が無い文章になってしまったけど、ま、こんな旅でした、ということで。

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南アフリカ、リヒタースフェルト地方、Port Nollothの夕陽。
晴れるとこんなふうに素晴らしい夕陽が見れるんだけど、午前中は濃い霧に包まれることが多い。
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パンク修理をしてくれた自動車整備工のオヤジ。
僕は海外へ行っても人物の写真はほとんど撮らない。植物のことで頭が一杯だから、人物に対してそれほどモチベーションが湧かないってのもあるし、人前でカメラを晒して余計なトラブルに巻き込まれることを避けたいってのもある。このときは珍しく、パンク修理に立ち寄ったLoeriesfonteinの自動車修理屋のオヤジから頼まれて何枚かシャッターを切った。英語の喋れないこのオヤジが身振り手振りで「おれを撮ってくれ」とアピールしてくるので、「南アにもこんなに純朴な人がいるんだな」と、心が暖まった。せっかくだからズームじゃなくて90mmで撮ってあげればよかったな。


移動にまつわる話のつづき。
今回は現地でのレンタカー移動について。

この旅で僕が借りたのは、ダイハツのテリオス。
日本ではビーゴの名前で販売されてる車だ。
以前の旅で借りたエアコン無し、パワステ無しのゴルフと比べると少し高いけど、
それでもR327/dayという料金は4x4のなかではダントツに安い。
室内空間、走行性能ともに十分だったので、かなりオトクだと思った。
・・・パンクは二回あったけど。

さて、そのテリオスで今回走った距離は計5129km(我ながらよく走った)。
その経路を振り返りつつ、思い出したことを少し書いておく。
地名がわかりにくいと思うので、グーグルマップでも見ながら読んでください(笑)

3月13日(日):Cape Town International Airport - Paarl - Vanrhynsdorp
 空港を出てPaarlを経由してVanrhynsdorpへ。Paarlに寄ったのは、日本食レストランを経営するムネタカさんに会うため(会えなかったけど)。北へ向かうにつれ荒涼としてくる風景に、いつも感動する。途中の町、柑橘類の栽培が盛んなCitrusdalは、ちょうどマンゴーの収穫時期。完熟のケープマンゴーはとてもおいしかった。Vanrhyns.手前ではStapelia glandulifloraを探すも見つからず。何度も泊まっているCaravanpark(キャラバンやキャンピングカー向けのキャンプ場)でテント泊。一泊R120もした(こんなに高かったっけ!?)。

3月14日(月):Vanrhynsdorp - Nieuwoudtville - Vanrhynsdorp
 この日は今回の旅のハイライト。Brunsvigiaに会いにNieuwoudtvilleへ。峠を越えると、あたりは濃い霧。しばらくすると霧が晴れ、真っ青な空に。保護区の受付にいた女性は、花の見頃の場所を親切に教えてくれた。数が少ないとはいえ、たくさんのBrunsvigia、Haemanthus、Crossyne。さすが"Bulb capital of the world"である。この日もVanrhyns.でテント泊。

3月15日(火):Vanrhynsdorp - Bitterfontein - Garies - Kamieskroon - Springbok
 北へ向かう。クナースフラクテ地方と呼ばれるこのあたりに特有の、石英礫に自生する多肉植物を見ながら。乾ききっているので、花はとくにない。BitterfonteinからGariesのあいだは、西海岸よりの走ったことなのい道へ。すれ違う車もなく、暑く、めぼしい花も無く、辛い。Kamieskroonで、東側のカミエス山方面を走る。こちらも花は無く、道悪く、へとへとに。うんざりして一気にSpringbokへ走り、Caravanparkでテント泊。R70と、適正価格。

3月16日(水):Springbok - Kleinzee - Komaggas - Springbok
西海岸へと向かう。海岸付近ではHaemanthus pubescensを期待していたが見つからず。東へ戻り、Komaggas周辺を走る。Orbea namaquensis多し。花は・・・ない。山間の道に入り、すっかり迷ってしまう。が、Quaqua pruinosa発見。ごく小さな真っ黒な花に、小バエがいっぱい。なんとか舗装路に復帰して、Springbokへ戻る。翌日からのリヒタースフェルト地方に備えて買い出し。スーパーでバカな黒人がまた、中国語のマネをしてからかってくる。テント泊。

3月17日(木):Springbok - Steinkopf - Eksteenfontein - Lekkersing - Port Nolloth
 北へ向かいSteinkopfを過ぎ、ナミビア国境手前へ。通りがかりの白人男性が、Hoodiaの花が咲いているところを教えてくれた。Lithops marmorataもたくさん。Steinkopfへ戻り、西へ。リヒタースフェルトに入り、まずはEksteensfontein。あまりに乾いていて、昨年咲いていたOrbeaが枯死していた。さらに変な悪路に迷い込む。4x4じゃなければ荒野でスタックしてた・・・。Eksteens.をあきらめ、Lekkersingへ。途中、Haemanthus crispusがあるはずだが、見つからず。Lekkersingの周辺も、いろいろ生えてるが乾きすぎ。リヒタースフェルト南部に見切りをつけ、Port Nollothでテント泊。町でテイクアウトしたフィッシュ&チップスがうまい。

・・・長い。
我ながら話が長いね、まったく。
横文字多すぎで読みにくいし・・・。
今日はここまで!
また次回!

今日の花は・・・お・ま・た・せ!
スタペリアくんの登場!

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スタペリア・グランディフローラ(キョウチクトウ科)
Stapelia grandiflora, APOCYNACEAE
リトルカルー地方のCalitzdorp周辺は多肉植物がきわめて豊かな土地だ。ブッシュの陰を覗けば、かならずといっていいほど何らかのスタペリア類が生えている。なかでもこのS. grandifloraは花の直径が15cmにもなり、スタペリア類を代表する種と言っていい。ヒトデのような見た目と強烈な腐肉臭。1792年、この植物を最初に発見したフランシス・マッソンは、さぞかし驚いたことだろう。
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今回の旅で悪路をともにしてくれた相棒、ダイハツTERIOS(=ビーゴ)。
コンパクトながらも走行性能・室内空間ともに優秀だった。
撮影地はナミビア南部、Karasburgの近くで、Nama Karooという夏雨半乾燥植生になる。
冬雨の南ア西部とちがって、ここでは緑が茂っているのが印象的。


今回は移動経路にまつわる話。

まずは空路。
これは前回(2008年)、前々回(2006年)と同様、
名古屋からシンガポール空港を使った。
乗り継ぎはシンガポールのチャンギ空港で一回。
その後、ジョハネスバーグを経由して、ケープタウンに到着する。

名古屋・シンガポール間は約7時間、
シンガポール・ジョバーグ間は9時間くらいなんだけど、
何が長いかって、シンガポールでの乗り継ぎ待ちがとにかく長いのだ。
行きで9時間、帰りにいたっては18時間もの待ち時間がある。

そんなわけで、空港についたらさっさと街へ出て、
ぶらぶら食べ歩きすることにしてる。
前回も書いたけど、シンガポールは「食」に活気があって、
食べ歩きをしてて飽きる、なんてことがない。
毎回必ず食べるのは、マンゴスチンという果物(「果物の女王」なんて呼ばれてる)。
日本ではなかなか手に入らない、この美味な果物が、
簡単に、手頃な値段で手に入るから嬉しい。
・・・旅の一番の楽しみは、シンガポール観光だったかもしれない(笑)

ところで、南アまでの飛行機の機種はというと・・・(航空機マニアではない)
名古屋・シンガポールがエアバスA330-300、
シンガポール・南アがボーイングB777-200。
・・・今回思ったけど、断然A330が好きだ!
理由は座席のレイアウト!
B777が3-3-3なのに対して、A330は2-4-2。
えーっと、ようするにね、B777で窓側席に座ってしまうと、
席を立つときに見知らぬ人を二人も跨いで行かないといけないわけ。
これがすっごい苦痛で、精神的な圧迫感を感じる。
ま、はじめっから通路側を指定すればいいんだけどね。

・・・と、空路の話が長引いちゃった。
現地での車移動についてはまた次回にします。


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リトープス・オリバセア(ハマミズナ科)
Lithops olivacea, AIZOACEAE
南ア北西部のブッシュマンランド地方に自生する多肉植物。他の多肉植物がブッシュの陰に生えることが多いのに、こいつらはかんかん照りの、本当に過酷な環境に生えているからすごい。透明な「窓」の色や模様が個体ごとに違って、宝石のような美しさに見とれてしまった。
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シンガポールで食べた、とってもおいしい小龍包と酸辣湯麺。
シンガポールは治安もよくて食が賑やか。トランジット待ちには最高だ。


旅の記録、第一弾は「持ち物」について書いていきたい。
何度も南アに行っているとはいえ、荷物の準備、パッキングは面倒だった・・・
じゃ、いってみよう。

<書類/証明書類>
□パスポート
□航空券のメール写し
□レンタカーのメール写し
□国際運転免許証
□海外旅行保険証
□新生銀行のキャッシュカード
□クレジットカード
□Succulents of South Africa:2006年に現地で購入した、多肉植物のガイドブック。バイブル的存在。
□地図
□名刺
□文庫本:「凍」「深夜特急5・6巻」「帰っていく場所」「椎名誠写真館」「裏庭」「西の魔女が死んだ」
□B5ノート:日記と各種連絡先。

<バッグ類>
□スーツケース:サムソナイトのでっかいやつ。
□バックパック:アークのサイロ30。機内持ち込み用。
□ショルダーバッグ:パタのミニマス。撮影時のレンズ携帯用。
□ウエストポーチ
□貴重品入れ:パスポートとか免許証とか貴重品携帯用。
□財布
□ダイヤルロック

<カメラ関係>
□D300s
□D300充電池&充電器:純正充電池と予備にサードパーティ製。
□ニコン10-24:旅の直前に思い切って購入。最短撮影距離が22mmと短く、写りも優秀。
□タムロンSP17-50VC:常用レンズとして。
□ニコンVR70-300:一応持って行きはしたものの、ほとんど活躍せず。
□タムロンSP90macro:花の接写やボケを活かした撮影用。
□ケンコー接写リング:旅の直前に購入。17-50との組み合わせで何度か活躍。
□マンフロット三脚:今回は夕焼けや朝焼けの撮影が無かったので、一切出番が無かった!
□マルチリフレクター:折りたたみのやつ。木陰の被写体に役立ってくれた。
□スレーブストロボx2:下記ブラケットとあわせて、マクロ撮影用。一切使わず。
□オリンパス・ツインストロボブラケット:上記ストロボ用。
□エネループ単四x4&充電器:上記ストロボ用とヘッドランプ用。
□SDカード4Gx12・8Gx1:あまり被写体に恵まれなかったので、使ったのは8Gを1枚と4Gを6枚。

<電気製品>
□iPod nano:長いフライトと孤独なドライブには欠かせない。
□充電器
□FMトランスミッター:ブライトンのやつ。ノイズ少なくてよかった。
□ヘッドランプ:BDの・・・何だっけ?
□電子辞書
□腕時計
□携帯:国際ローミングで使用。
□携帯充電器
□現地用コンセントプラグ:無くしたので現地で購入。

<テント類>
□エアライズ2
□替えポール:以前の旅で、ポールが散々折れたのだ。今回は被害無し。
□モンベル・ダウンハガー3:最低で15℃前後だと思うので、これで十分。
□サーマレスト・Zライト
□レジャーシート

<調理用具>
□ソフトクーラーボックス:毎日車移動なので。
□EPIガスストーブ:MSRはガソリンの補給、始末が面倒なので、今回はガスにした。
□ガス缶:現地で購入。R60と、高かった。
□コッヘル
□マグカップ
□はし・フォーク・スプーン
□ビクトリノックス

<衣類/靴>
□靴:ファイブテン・ガイドテニー。登山するわけじゃないので、アプローチシューズが一番。
□靴ひも
□サンダル
□衣類:夏の衣類+フリース一枚。
□レインスーツ
□キャップ
□手袋

<洗面用具等>
□タオル
□歯ブラシ
□コンタクト用品
□めがね
□ファストエイド・薬・ポイズンリムーバ
□サングラス

と、こんな感じ。
今回は空港からすぐにレンタカー移動だったので、
基本的に「バックパッキング」を考えない持ち物になってる。
役に立つかどうかわからんけど、参考までに。

今日の写真は、長いあいだ憧れていたブルンスビギア。
数は少ないとはいえ、ようやく見れたよ。
いい写真はとっておきたいので、こんなところで勘弁してください。

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ブルンスヴィギア・ボスマニアエ(ヒガンバナ科)
Brunsvigia bosmaniae (AMARYLLIDACEAE)
南アフリカ西部の乾いた夏が終わるころ、茶色い大地から直径30センチ前後の花序をにょきにょきと出す。とくにNieuwoudtville周辺では、条件が揃えば荒野が一面のピンク色に染まる。この写真も同所で2011/3/14に撮影した。