ご無沙汰しております。
ずいぶんと更新をサボっておりました。。。
Facebookの方ではいろいろ投稿してたんですけどね。
昨年夏のオーストラリア行きはほぼ成功裏に終わり、オーストロバイレヤの花も撮れたし、トリメニアの花も撮れたし、なかなか充実した撮影旅行になりました。特定の花にここまで力を入れたことは今までなかったので、出発前の緊張感が大きかっただけでなく、達成感もまた大きかったです。
さて、そんなオーストラリアの報告を書かなきゃいけないところですが、久々の更新なので、どーんとデカイ話で行きましょう。
新しいカメラを買ってしまいました!…ほんと、「買ってしまった」って気分。ニコンのフルサイズ機、D800Eです。○○回ローンですが。。。
もともと僕自身、そんなにフルサイズ機に憧れは無かったんです。価格的な面はもちろんありますが、APS機ならではの機動力がフィールドでは強みになるんじゃないか、と。だからD300Sの完成度には十分満足していたし、まわりにフルサイズ機を使ってる人がいても気にしてなかった。
でも、いまの会社でD800を買うことになって、実際に仕事で使いだすと、やっぱりスゴイんですよね。。。レンズの性能も含めて、もう圧倒的な解像度。むしろ、これだけの解像度は通常の印刷用途では持て余すほどです。じゃあ…です。この解像度はどこで活きてくるのか? 緻密な風景写真を撮って、大伸ばしでプリントしたい人間…たぶん。つまり、自分にこそ必要なカメラなんじゃないの? いま取り組んでいるテーマ「花の来たみち」には気合を入れていきたいし、これはもう、買うしかないだろう! いつ買うの? 今でしょ!?(←旬のネタ入れてみた) そんな感じで購入に踏み切ったわけです。
いろいろとレンズ選びに頭を悩ませ、現物がやってきたのは数日前。
レンズはひとまず、
★AF-S 16-35mm F4.0
★AF-S 24-70mm F2.8
の二本立てでいくことにしました。ナノクリ小三元シリーズの広角ズームと、大三元のシリーズの標準ズームです。広角ズームに関しては、14-24mmの凄さを十分に理解した上で、やっぱりフィルターが使えないのは困るので、こっちにしました。望遠側は手持ちの70-300で勘弁してもらうことに。
そして本日、気になる写りの方をテストしてきました。
被写体は我が一身田町の誇る高田本山専修寺の御影堂。Avモードで撮影し、ライブビューで正面の丸瓦にピントを合わせました。現像はLightroom 4で、レンズプロファイル補正、シャープネス、ノイズリダクション等は一切かけてありません。若干アンダーですが、そのままにしてあります。それと、三脚がそれほど立派なものではないので、風によるカメラブレがあり得るかもしれません。まずは各レンズのF5.6における画像を、リンク先のフル解像度で御覧ください。


いやはや、あらためてすんごい解像度です。どちらも十分すぎる写りです。…が、もう少し細かく見てみましょう。いくつか気になるポイントがあります。
①16-35と24-70では重複している焦点域(24mm〜35mm)があるのですが、どっちを使ったほうが賢いのでしょう? そりゃまあ24-70だろうって気もしますが、一応は確認。
②画素ピッチの小さいD800は、小絞りボケ(回折現象)の影響が大きく出るようです。具体的にはF11あたりから解像度が落ち始めるとか。でも風景写真だとF16ぐらいまで絞り込みたいときもありますよね? はたして使い物になるんでしょうか? F16のサンプルがあまり見当たらない(みんな避けてるのか?)ので、これもチェック。
③さらに、小絞りボケの起きた写真を、シャープネス処理でどれくらい救済できるのか? これは現像の段階でのチェック。
④そして一番気になるのが、モアレ。僕は風景写真がメインの用途なので、たとえ僅かでも鮮鋭度で勝るD800Eを、あまり悩まず選びました。中判デジタルなんて、みんなローパスレスだし。でも、「モアレの心配の無いD800のほうがいい」という声もちらほら耳にします。実際のところ、どんなものでしょう?
まずは①と②を検証するため、28mmにおける画像の等倍切り出しを、絞り値の順に並べてみました。画像の中央付近に加えて、右端も掲載してあります。28mmという焦点距離を選んだのは、互いのレンズのズーム端を避けるため。画角の誤差が少しあります。

やはり16-35で24-70に挑むのは厳しかったようです。。。16-35はF4.0スタートの分、開放からそこそこシャープかなと期待したのですが、中央付近でもかなり甘く、F8.0まで絞ってようやく24-70に追いつくような感じ。24-70はF4.0からキレキレですね。右端だとこれがさらに顕著。大三元の中では評価の低い24-70ですが、やっぱりすごい。右端を見る限り、色収差に関しては16-35のほうが押さえられているようですが、現像段階で色収差除去をかければこの差も消えます。
つづいて小絞りボケの影響。どちらのレンズも1段絞ったあたりから画質がぐっと良くなり始め、F5.6、F8.0あたりでピークを迎えます。小絞りボケの影響はF11から。でもまだ開放よりはキレてます。そしてF16、明らかに甘いです。開放と同じくらいかな。16-35は開放が甘い分、それよりはマシでしょうか。
24-70mm、F16で撮影したものに、軽くシャープネスをかけてみました。

ふむふむ。F5.6やF8.0ほどクリアではありませんが、まあ使えなくはないんじゃないでしょうか。
気になるモアレです。24-70mm、F5.6の等倍切り出しです。

やっぱり出てます。棟瓦の積み重なっている部分にカラフルなグラデーションが。でも、試しに補正ブラシでなぞってみたら、そこそこ目立たなくなったし、そんなに恐れるものではないかも。それに、こんな面白い結果が出ました。

比較として撮影したD300S + DX 10-24mmの画像です。ほぼ同じ画角になる18mm、F5.6です。棟瓦の部分、しっかりモアレが出てませんか? しかもD800Eよりひどいように見えます。どこかにも書いてありましたが、ローパスレスだ!モアレだ!と神経質になりすぎているだけで、カメラとレンズの組み合わせによっては、ローパスありのカメラでもモアレは十分出るということなんでしょう。
では、まとめましょう。
16-35と24-70の重複する焦点域ですが、絞り込まずに使うなら、やっぱり24-70。でも広大な風景を絞り込んで撮影するなら、(回折の影響で)差は少なくなるので、どっちでもよし。手ぶれ補正の有無とか、ズーム域の違いとか、そのへんで判断することになりそうです。あくまで28mmの比較に基づいていますが。
小絞りボケの問題では、やっぱりF16の画質は悪い。でも、被写界深度が浅くてピント面がシャープなのと、パンフォーカスで小絞りボケが出ているのでは、まったく作品の意図が異なってくる。だから場面によっては使っていいと思う。
モアレは確かに出る。でも目くじら立てるほどのもんじゃない。気にし過ぎない。
以上、今さら感のあるファーストインプレッションで失礼いたしました。
ずいぶんと更新をサボっておりました。。。
Facebookの方ではいろいろ投稿してたんですけどね。
昨年夏のオーストラリア行きはほぼ成功裏に終わり、オーストロバイレヤの花も撮れたし、トリメニアの花も撮れたし、なかなか充実した撮影旅行になりました。特定の花にここまで力を入れたことは今までなかったので、出発前の緊張感が大きかっただけでなく、達成感もまた大きかったです。
さて、そんなオーストラリアの報告を書かなきゃいけないところですが、久々の更新なので、どーんとデカイ話で行きましょう。
新しいカメラを買ってしまいました!…ほんと、「買ってしまった」って気分。ニコンのフルサイズ機、D800Eです。○○回ローンですが。。。
もともと僕自身、そんなにフルサイズ機に憧れは無かったんです。価格的な面はもちろんありますが、APS機ならではの機動力がフィールドでは強みになるんじゃないか、と。だからD300Sの完成度には十分満足していたし、まわりにフルサイズ機を使ってる人がいても気にしてなかった。
でも、いまの会社でD800を買うことになって、実際に仕事で使いだすと、やっぱりスゴイんですよね。。。レンズの性能も含めて、もう圧倒的な解像度。むしろ、これだけの解像度は通常の印刷用途では持て余すほどです。じゃあ…です。この解像度はどこで活きてくるのか? 緻密な風景写真を撮って、大伸ばしでプリントしたい人間…たぶん。つまり、自分にこそ必要なカメラなんじゃないの? いま取り組んでいるテーマ「花の来たみち」には気合を入れていきたいし、これはもう、買うしかないだろう! いつ買うの? 今でしょ!?(←旬のネタ入れてみた) そんな感じで購入に踏み切ったわけです。
いろいろとレンズ選びに頭を悩ませ、現物がやってきたのは数日前。
レンズはひとまず、
★AF-S 16-35mm F4.0
★AF-S 24-70mm F2.8
の二本立てでいくことにしました。ナノクリ小三元シリーズの広角ズームと、大三元のシリーズの標準ズームです。広角ズームに関しては、14-24mmの凄さを十分に理解した上で、やっぱりフィルターが使えないのは困るので、こっちにしました。望遠側は手持ちの70-300で勘弁してもらうことに。
そして本日、気になる写りの方をテストしてきました。
被写体は我が一身田町の誇る高田本山専修寺の御影堂。Avモードで撮影し、ライブビューで正面の丸瓦にピントを合わせました。現像はLightroom 4で、レンズプロファイル補正、シャープネス、ノイズリダクション等は一切かけてありません。若干アンダーですが、そのままにしてあります。それと、三脚がそれほど立派なものではないので、風によるカメラブレがあり得るかもしれません。まずは各レンズのF5.6における画像を、リンク先のフル解像度で御覧ください。

D800E + AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G ED

D800E + AF-S Nikkor 16-35mm f/4G ED VR
いやはや、あらためてすんごい解像度です。どちらも十分すぎる写りです。…が、もう少し細かく見てみましょう。いくつか気になるポイントがあります。
①16-35と24-70では重複している焦点域(24mm〜35mm)があるのですが、どっちを使ったほうが賢いのでしょう? そりゃまあ24-70だろうって気もしますが、一応は確認。
②画素ピッチの小さいD800は、小絞りボケ(回折現象)の影響が大きく出るようです。具体的にはF11あたりから解像度が落ち始めるとか。でも風景写真だとF16ぐらいまで絞り込みたいときもありますよね? はたして使い物になるんでしょうか? F16のサンプルがあまり見当たらない(みんな避けてるのか?)ので、これもチェック。
③さらに、小絞りボケの起きた写真を、シャープネス処理でどれくらい救済できるのか? これは現像の段階でのチェック。
④そして一番気になるのが、モアレ。僕は風景写真がメインの用途なので、たとえ僅かでも鮮鋭度で勝るD800Eを、あまり悩まず選びました。中判デジタルなんて、みんなローパスレスだし。でも、「モアレの心配の無いD800のほうがいい」という声もちらほら耳にします。実際のところ、どんなものでしょう?
まずは①と②を検証するため、28mmにおける画像の等倍切り出しを、絞り値の順に並べてみました。画像の中央付近に加えて、右端も掲載してあります。28mmという焦点距離を選んだのは、互いのレンズのズーム端を避けるため。画角の誤差が少しあります。

やはり16-35で24-70に挑むのは厳しかったようです。。。16-35はF4.0スタートの分、開放からそこそこシャープかなと期待したのですが、中央付近でもかなり甘く、F8.0まで絞ってようやく24-70に追いつくような感じ。24-70はF4.0からキレキレですね。右端だとこれがさらに顕著。大三元の中では評価の低い24-70ですが、やっぱりすごい。右端を見る限り、色収差に関しては16-35のほうが押さえられているようですが、現像段階で色収差除去をかければこの差も消えます。
つづいて小絞りボケの影響。どちらのレンズも1段絞ったあたりから画質がぐっと良くなり始め、F5.6、F8.0あたりでピークを迎えます。小絞りボケの影響はF11から。でもまだ開放よりはキレてます。そしてF16、明らかに甘いです。開放と同じくらいかな。16-35は開放が甘い分、それよりはマシでしょうか。
24-70mm、F16で撮影したものに、軽くシャープネスをかけてみました。

ふむふむ。F5.6やF8.0ほどクリアではありませんが、まあ使えなくはないんじゃないでしょうか。
気になるモアレです。24-70mm、F5.6の等倍切り出しです。

やっぱり出てます。棟瓦の積み重なっている部分にカラフルなグラデーションが。でも、試しに補正ブラシでなぞってみたら、そこそこ目立たなくなったし、そんなに恐れるものではないかも。それに、こんな面白い結果が出ました。

比較として撮影したD300S + DX 10-24mmの画像です。ほぼ同じ画角になる18mm、F5.6です。棟瓦の部分、しっかりモアレが出てませんか? しかもD800Eよりひどいように見えます。どこかにも書いてありましたが、ローパスレスだ!モアレだ!と神経質になりすぎているだけで、カメラとレンズの組み合わせによっては、ローパスありのカメラでもモアレは十分出るということなんでしょう。
では、まとめましょう。
16-35と24-70の重複する焦点域ですが、絞り込まずに使うなら、やっぱり24-70。でも広大な風景を絞り込んで撮影するなら、(回折の影響で)差は少なくなるので、どっちでもよし。手ぶれ補正の有無とか、ズーム域の違いとか、そのへんで判断することになりそうです。あくまで28mmの比較に基づいていますが。
小絞りボケの問題では、やっぱりF16の画質は悪い。でも、被写界深度が浅くてピント面がシャープなのと、パンフォーカスで小絞りボケが出ているのでは、まったく作品の意図が異なってくる。だから場面によっては使っていいと思う。
モアレは確かに出る。でも目くじら立てるほどのもんじゃない。気にし過ぎない。
以上、今さら感のあるファーストインプレッションで失礼いたしました。
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溜まっているネタを少しづつ。。。
すでに月が変わってしまいましたが、5月の話です。
日本園芸協会さまの会報誌「プランツ&ガーデン」の153号に、
南アフリカ・サキュレントカルーの植物について執筆させていただきました!
なんか怪しげな写真でスミマセン(^_^;)
日本園芸協会の方とは1月の園芸同友会セミナーのときにご挨拶させていただきまして、
その後、あらためて執筆の依頼をいただいたという次第です。
このような機会をいただけて、ほんと感謝です!
「砂漠の植物を求めて」と題した特集記事は3ページ。
ちょっと文章量が多くて写真が小さくなってしまいましたが、
現地の様子や、各地の代表的な植物を紹介できたのではないかと思います。
欲を言えば、もう少し旅の出来事を盛り込めたらよかったかな。。。
ぜひとも御覧ください、、、と言いたいところですが、
会報誌なので本屋さんには置いてません。。。
読みたい方は、そうですね、ウチに遊びに来てください(^_^)
こうして少しづつでいいから、
自分の活動を表に出していきたいですね。
すでに月が変わってしまいましたが、5月の話です。
日本園芸協会さまの会報誌「プランツ&ガーデン」の153号に、
南アフリカ・サキュレントカルーの植物について執筆させていただきました!
なんか怪しげな写真でスミマセン(^_^;)
日本園芸協会の方とは1月の園芸同友会セミナーのときにご挨拶させていただきまして、
その後、あらためて執筆の依頼をいただいたという次第です。
このような機会をいただけて、ほんと感謝です!
「砂漠の植物を求めて」と題した特集記事は3ページ。
ちょっと文章量が多くて写真が小さくなってしまいましたが、
現地の様子や、各地の代表的な植物を紹介できたのではないかと思います。
欲を言えば、もう少し旅の出来事を盛り込めたらよかったかな。。。
ぜひとも御覧ください、、、と言いたいところですが、
会報誌なので本屋さんには置いてません。。。
読みたい方は、そうですね、ウチに遊びに来てください(^_^)
こうして少しづつでいいから、
自分の活動を表に出していきたいですね。
仕事をしていたら外から何やら囃子太鼓の音が、、、
外に出てみると獅子舞が街を歩いていました。
「中野のおしっさん」として親しまれている一身田中野の獅子舞です。
3年に一度の行事なので、ありがたい!と思い、写真撮ってきました。
内の会社の前でも舞ってくれたので、厄が落とせたかな?
獅子舞と一緒に舞う子供が楽しそうでよかったです。
…うん、今日はブログっぽい内容になった(笑)
外に出てみると獅子舞が街を歩いていました。
「中野のおしっさん」として親しまれている一身田中野の獅子舞です。
3年に一度の行事なので、ありがたい!と思い、写真撮ってきました。
内の会社の前でも舞ってくれたので、厄が落とせたかな?
獅子舞と一緒に舞う子供が楽しそうでよかったです。
…うん、今日はブログっぽい内容になった(笑)
また話が飛びますけど……
自家製キムチがうまく漬かったので報告です!
三度めの正直で、ようやくうまくいった(´∀`)
初めてつくったのは、発酵はうまくいったけど、味にコクがなくてイマイチ。
二度目は塩気がキツすぎて、発酵も進まず失敗。
今回はダシをしっかりとって、塩気にも気をつけて作ったら大成功!
せっかくなのでレシピを紹介しておきます(^_^)
ネットで調べたいろいろなレシピを総合したものなので、
そんなに正確じゃないですが、参考までに。
うまくできなくても責任は負いません、はい。
<材料A>
・白菜…1/2玉
・10%食塩水(白菜が半分くらい浸れば十分)
<材料B(ヤンニョム)>
・ダシ汁…300cc
・白玉粉…大さじ1杯
・韓国産唐辛子…50g前後
・リンゴ…1/4個
・ニンジン…1/2本
・ダイコン…にんじんと同量
・ニラ…1/3束くらい
・ショウガ…適量
・ニンニク…適量
・イカの塩辛…大さじ1~2杯
・はちみつ…大さじ1杯
・魚醤(しょっつる、いしる、ナンプラーなど)…大さじ1杯
<作り方>
1)まずは食材Aをつかって白菜を塩漬けにします。白菜は根元のほうにだけ包丁を入れて、あとは手で半分に裂きます。こうすれば、葉がばらけません。適当な容器に白菜を入れて、食塩水をそそいだら、しっかりと重しを乗せて一晩置きます(今回は24時間放置してしまったので、少々塩辛くなってしまいました)。
2)翌日、白菜がしんなりとなってますね~。白菜を軽く手で絞って、余分な水気を落とします。このとき味見をして、塩辛すぎるようなら、しばらく水に浸けて塩抜きを(この塩加減、大切な気がします)。白菜はザルにでも置いておきましょう。
3)つづいてヤンニョム(キムチのタレ)を作ります。まずは水300cc程度で、昆布・煮干し・かつおのダシをとります。みそ汁よりも濃いめにしたほうがコクが出ていいと思います。
4)白玉粉を水少々で溶いて、鍋のダシのなかに入れます。焦げ付かないようにかき混ぜて、粉が溶けきったら火を止めましょう。この液体を「ノリ」と言うそうです。
5)ノリがまだ熱いうちに、鍋に唐辛子を入れて混ぜます。唐辛子は韓国産を。香りが高く、色のわりに辛さ控えめなので、キムチには必須です。ノリは常温程度まで冷ましておきます。
6)ニンジン、ダイコンを千切りにして、砂糖・塩少々で手もみし、余分な水分を絞ります。ニラは5センチ程度に、リンゴ、ショウガ、ニンニクはすりおろしにします。ショウガ、ニンニクの量はお好みで。イカの塩辛は、包丁で細かくきざみます。ヌルヌルして扱いにくいけど、がんばれ。
7)冷めたノリに6)の食材を入れ、はちみつ、魚醤で味付けして、よくかき混ぜます。これでヤンニョムのできあがり。味見してみると、唐辛子の辛さが刺々しくて、塩気のない中途半端な感じですが、これぐらいでいいのです。
8)いよいよ白菜にヤンニョムを塗り付けます。白菜の葉を一枚ずつ開き、両側にヤンニョムをまんべんなく付けていきます。ヤンニョムを付け終った葉は、ふたたび隙間の無いようにぴったり重ねあわせます。
9)白菜を容器に入れます。雑菌の繁殖を抑え、乳酸発酵させるためには嫌気的な環境(空気のない状態)にしてやらないといけません。白菜の隙間に空気が入らないようにギュッと押さえてやりましょう。もしヤンニョムが余っていたら、隙間に入れてやります。さらに上からサランラップをぴったりかぶせ、隙間の空気を追い出してやります。上から軽く重しを乗せ(お皿とかでいいです)、温度変化の少ない涼しい場所に置きます。僕は容器(漬け物樽)の上に、さらにレジ袋をかぶせています。
10)4、5日すると水気が出てきて、甘酸っぱい、いい匂いがしてきます。ちょっと味見をして、いい具合なら、パチパチ!おめでとう!完成です!取り出して冷蔵庫で保管しましょう。
以上です(^_^ゞ
何か書き忘れてたらゴメンナサイ。
うまくできたので、写真を撮ってあげた。
ちょっと光が硬いけど、家にある機材ではこれくらいが限界かな。
自家製キムチがうまく漬かったので報告です!
三度めの正直で、ようやくうまくいった(´∀`)
初めてつくったのは、発酵はうまくいったけど、味にコクがなくてイマイチ。
二度目は塩気がキツすぎて、発酵も進まず失敗。
今回はダシをしっかりとって、塩気にも気をつけて作ったら大成功!
せっかくなのでレシピを紹介しておきます(^_^)
ネットで調べたいろいろなレシピを総合したものなので、
そんなに正確じゃないですが、参考までに。
うまくできなくても責任は負いません、はい。
<材料A>
・白菜…1/2玉
・10%食塩水(白菜が半分くらい浸れば十分)
<材料B(ヤンニョム)>
・ダシ汁…300cc
・白玉粉…大さじ1杯
・韓国産唐辛子…50g前後
・リンゴ…1/4個
・ニンジン…1/2本
・ダイコン…にんじんと同量
・ニラ…1/3束くらい
・ショウガ…適量
・ニンニク…適量
・イカの塩辛…大さじ1~2杯
・はちみつ…大さじ1杯
・魚醤(しょっつる、いしる、ナンプラーなど)…大さじ1杯
<作り方>
1)まずは食材Aをつかって白菜を塩漬けにします。白菜は根元のほうにだけ包丁を入れて、あとは手で半分に裂きます。こうすれば、葉がばらけません。適当な容器に白菜を入れて、食塩水をそそいだら、しっかりと重しを乗せて一晩置きます(今回は24時間放置してしまったので、少々塩辛くなってしまいました)。
2)翌日、白菜がしんなりとなってますね~。白菜を軽く手で絞って、余分な水気を落とします。このとき味見をして、塩辛すぎるようなら、しばらく水に浸けて塩抜きを(この塩加減、大切な気がします)。白菜はザルにでも置いておきましょう。
3)つづいてヤンニョム(キムチのタレ)を作ります。まずは水300cc程度で、昆布・煮干し・かつおのダシをとります。みそ汁よりも濃いめにしたほうがコクが出ていいと思います。
4)白玉粉を水少々で溶いて、鍋のダシのなかに入れます。焦げ付かないようにかき混ぜて、粉が溶けきったら火を止めましょう。この液体を「ノリ」と言うそうです。
5)ノリがまだ熱いうちに、鍋に唐辛子を入れて混ぜます。唐辛子は韓国産を。香りが高く、色のわりに辛さ控えめなので、キムチには必須です。ノリは常温程度まで冷ましておきます。
6)ニンジン、ダイコンを千切りにして、砂糖・塩少々で手もみし、余分な水分を絞ります。ニラは5センチ程度に、リンゴ、ショウガ、ニンニクはすりおろしにします。ショウガ、ニンニクの量はお好みで。イカの塩辛は、包丁で細かくきざみます。ヌルヌルして扱いにくいけど、がんばれ。
7)冷めたノリに6)の食材を入れ、はちみつ、魚醤で味付けして、よくかき混ぜます。これでヤンニョムのできあがり。味見してみると、唐辛子の辛さが刺々しくて、塩気のない中途半端な感じですが、これぐらいでいいのです。
8)いよいよ白菜にヤンニョムを塗り付けます。白菜の葉を一枚ずつ開き、両側にヤンニョムをまんべんなく付けていきます。ヤンニョムを付け終った葉は、ふたたび隙間の無いようにぴったり重ねあわせます。
9)白菜を容器に入れます。雑菌の繁殖を抑え、乳酸発酵させるためには嫌気的な環境(空気のない状態)にしてやらないといけません。白菜の隙間に空気が入らないようにギュッと押さえてやりましょう。もしヤンニョムが余っていたら、隙間に入れてやります。さらに上からサランラップをぴったりかぶせ、隙間の空気を追い出してやります。上から軽く重しを乗せ(お皿とかでいいです)、温度変化の少ない涼しい場所に置きます。僕は容器(漬け物樽)の上に、さらにレジ袋をかぶせています。
10)4、5日すると水気が出てきて、甘酸っぱい、いい匂いがしてきます。ちょっと味見をして、いい具合なら、パチパチ!おめでとう!完成です!取り出して冷蔵庫で保管しましょう。
以上です(^_^ゞ
何か書き忘れてたらゴメンナサイ。
うまくできたので、写真を撮ってあげた。
ちょっと光が硬いけど、家にある機材ではこれくらいが限界かな。
昨日は午前中が雨。
髪を切りに行ったりしてるうち、
お昼になって、雨が上がって陽が出てきた。
こんなふうに半日だけ暇なとき、
行きたいと思っていた場所がずっと前からあった。
三雲の松浦武四郎記念館だ。
武四郎のことは前にも少し書いたと思うけど、
幕末から明治にかけて生きた、三重県出身の偉大な旅人である。
未開の地だった蝦夷を何度も探検して世に広め、
北海道という呼び名を提案したのが武四郎だ。
とにかく旅や登山が好きな人で、生涯を旅に費やしたといってもいい。
また人間としても実に魅力的で、
当時、土人として虐げられていたアイヌの人々と寝食をともにして、
役人の横暴を世に告発したりもしている。
とにかくかっこいい人なのだ。
せっく敬愛する武四郎の記念館に行くのだから、
車ではなく自転車でポタリングがてら出かけることにした。
23号線を南下して雲出大橋を渡ると、
「北海道の名付け親・松浦武四郎記念館」の看板が現れる。
そこを右折して1キロ。
思ってたより立派な記念館の建物があった。
入館料は300円。客は僕一人。
武四郎の生涯をまとめた映像などをのんびり眺めつつ、
館内を順路に従って進んでいく。
後半には、国指定重要文化財の武四郎の絵や野帳が展示されていて、
ありがたく拝ませてもらった。
あっという間に終わってしまうんだけど、僕には十分楽しめた。
せっかくなので、何か記念に買って帰れるものはないかと探すと・・・
あった!
武四郎のマスコット「たけちゃん」の描かれた、
ハンドタオル(300円)、携帯ストラップ(200円)、ネックストラップ(?円)!
なんという、ゆるキャラ・・・
もっとこう、アイヌの伝統的な紋様を取り入れるとか、
格調高いデザインにできなかったのだろうか・・・
でも迷わず購入。
もひとつ、武四郎の著作である「蝦夷漫画」(1800円)も購入した。

たけちゃん・・・旅のお守りにしようかな。
記念館を出て向かったのは、武四郎の生家。
すぐ近く、伊勢街道ぞいにつつましく建っていた。
とりあえず記念撮影させてもらう。

その後、カメラのヒロカワで、ストラップを物色。
目当てのものが無かったので、店を出て、海の方へ向かった。
2、3年前に父親と、
このあたりにハマボウ(ハイビスカスの仲間、黄花)を見に来たのを思い出したのだ。
あれが自生だったのか植栽だったのか確認したかったのだけど、花は見つからず。
どうやら三渡川を渡った先だったらしい。
そんなにこだわるつもりもなかったので、帰路につくことにした。
帰りは23号線を通らず、
武四郎も歩いたであろう伊勢街道を走ることにした。
三雲、雲出、高茶屋と、
ときおり古い民家や常夜灯の残る道を走っていく。
大門のあたりから伊勢街道がよくわからなくなるので、
23号線を通って帰った。
家のあたりまでくると、
ちょうど西の方の雲が焼けて、いい具合だった。
髪を切りに行ったりしてるうち、
お昼になって、雨が上がって陽が出てきた。
こんなふうに半日だけ暇なとき、
行きたいと思っていた場所がずっと前からあった。
三雲の松浦武四郎記念館だ。
武四郎のことは前にも少し書いたと思うけど、
幕末から明治にかけて生きた、三重県出身の偉大な旅人である。
未開の地だった蝦夷を何度も探検して世に広め、
北海道という呼び名を提案したのが武四郎だ。
とにかく旅や登山が好きな人で、生涯を旅に費やしたといってもいい。
また人間としても実に魅力的で、
当時、土人として虐げられていたアイヌの人々と寝食をともにして、
役人の横暴を世に告発したりもしている。
とにかくかっこいい人なのだ。
せっく敬愛する武四郎の記念館に行くのだから、
車ではなく自転車でポタリングがてら出かけることにした。
23号線を南下して雲出大橋を渡ると、
「北海道の名付け親・松浦武四郎記念館」の看板が現れる。
そこを右折して1キロ。
思ってたより立派な記念館の建物があった。
入館料は300円。客は僕一人。
武四郎の生涯をまとめた映像などをのんびり眺めつつ、
館内を順路に従って進んでいく。
後半には、国指定重要文化財の武四郎の絵や野帳が展示されていて、
ありがたく拝ませてもらった。
あっという間に終わってしまうんだけど、僕には十分楽しめた。
せっかくなので、何か記念に買って帰れるものはないかと探すと・・・
あった!
武四郎のマスコット「たけちゃん」の描かれた、
ハンドタオル(300円)、携帯ストラップ(200円)、ネックストラップ(?円)!
なんという、ゆるキャラ・・・
もっとこう、アイヌの伝統的な紋様を取り入れるとか、
格調高いデザインにできなかったのだろうか・・・
でも迷わず購入。
もひとつ、武四郎の著作である「蝦夷漫画」(1800円)も購入した。

たけちゃん・・・旅のお守りにしようかな。
記念館を出て向かったのは、武四郎の生家。
すぐ近く、伊勢街道ぞいにつつましく建っていた。
とりあえず記念撮影させてもらう。

その後、カメラのヒロカワで、ストラップを物色。
目当てのものが無かったので、店を出て、海の方へ向かった。
2、3年前に父親と、
このあたりにハマボウ(ハイビスカスの仲間、黄花)を見に来たのを思い出したのだ。
あれが自生だったのか植栽だったのか確認したかったのだけど、花は見つからず。
どうやら三渡川を渡った先だったらしい。
そんなにこだわるつもりもなかったので、帰路につくことにした。
帰りは23号線を通らず、
武四郎も歩いたであろう伊勢街道を走ることにした。
三雲、雲出、高茶屋と、
ときおり古い民家や常夜灯の残る道を走っていく。
大門のあたりから伊勢街道がよくわからなくなるので、
23号線を通って帰った。
家のあたりまでくると、
ちょうど西の方の雲が焼けて、いい具合だった。