世界自然紀行

日本、そして世界の植物をめぐる旅

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北アルプスでの高山植物パトロールに今夜から出かけます。これから一ヶ月間、また山の中での生活になります。富山市での集合は19日なのですが、一日早めに出て、新潟に寄ってバシクルモン(キョウチクトウ科)の写真を撮っていこうと思っています。バシクルモンは日本での自生地が非常に少なくて、その南限が新潟県の海岸にあります。大学の時にも一度見に行きましたが、とても美しい花ですよ。もしネットを使える機会があれば写真をアップしますね。

ネパールでの写真は、まだまだお見せしたいものがたくさんあるのですが、今日はひとまず締めくくりとして、私が最も感動した花たちを紹介したいと思います。いずれもキョウチクトウ科(ガガイモ)です。上段はシナンクム・アウリクラートゥム(Cynanchum auriculatum)。日本のイケマによく似ていました。中段はヴィンセトキシクム・ヒルンディナリア(Vincetoxicum hirundinaria)。同じカモメヅル属のイヨカズラにそっくりな姿でした。ガガイモの仲間が大好きな私にとって、日本と全く同属で、姿もよく似たこれらの種は、シェルパ族の人たちの顔つきとともに、懐かしさというか、長い歴史を超えた再会のような気分を感じさせる存在でした。そして下段はセロペギア・フーケリイ(Ceropegia hookeri)。これは日本には分布しない属で、観葉植物のハートカズラの仲間です。この仲間はさらに進化して、アフリカ大陸の乾燥地でスタペリア類という特殊で多様な形態のグループを生み出しました。そんな異国の植物であるセロペギア属が、我々に親しみのあるカモメヅル属と一緒になって生えていました。なんて言えばいいのでしょうか。とにかく感動でした。

あわてて書いたのでちょっと説明不足ですが、時間が無くなってきたので出発します。それではまた。

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今日は殺人的な暑さの中でのバイトだった。この日給では割に合わんよ、まったく。しかし暑い、毎日暑すぎる。も~、早く山へ逃げてしまいたい。

ネパールの興奮もだいぶ冷めてきたので、明日は日本の植物を見に鳥羽の方へ行ってこようかと思っています。ついでに赤福氷を食べてきたい気分だけど、また一人だしなあ・・・。

今日の写真、上段はフロミス・ロタータ(Phlomis rotata)というシソ科の植物。ロブチェ(4910m)で撮影。4500mあたりから上なら、どこででも見られるという感じです。とくに乾いた砂地で、写真のように地面にへばりつくように群生していました。下段はオレオソレン・ワッティイ(Oreosolen wattii)。ゴラクシェプ(5140m)で撮影。よく似ているように見えて、こちらはゴマノハグサ科です。分布域はほぼ同じようでしたが、後者の方が少し高い所にあって岩場を好み、また花期が早いというように感じました。科は全く違うのに、地べたに葉っぱをぺたっと広げた姿は非常によく似ています。その進化には同じような淘汰圧がかかったのでしょうか。現地では学名を知らなかったので、「紫のぺったん」「黄色のぺったん」なんていう不思議な名前で日記にメモしてましたw。

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*istDS + smc PENTAX-DA 18-55mm/F3.5-5.6 ('06/6/22)

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*istDS + smc PENTAX-DA 18-55mm/F3.5-5.6 ('06/6/24)

今日もバイトが入る可能性があったのですが、朝のうちに無いことがハッキリしたので、小学校時代の担任の先生であり遊びの師匠でもある川北先生のお宅へ、ネパール旅行の報告を兼ねてお邪魔させていただくことにしました。「これから伺います」という電話を先生に入れると、「今日は暑いでなあ、そうやな、カヌーでもやってみる?」との返事。先生は山だけではなくカヌーもやっておられて、以前から何度も誘われていたのでした。断る理由があるはずも無く、喜んで教えていただくことにしました。

先生のお宅に着くとカヌーを車に載せ、それから美杉の雲出川中流域へと向かいました。今回はまず練習ということなので、川の流れがせき止められて緩くなっており、深さも十分にあるというような場所でした。カヌーなんて二年近く前に西表で乗って以来だったので最初はぎこちなかったのですが、先生に基本的なところを教えてもらいながら乗っているうち、なんとかサマになってきました(たぶん気のせい)。しかし、お恥ずかしいことに、普段から上半身を全然使ってないのと昨日のバイトの疲労とで、すぐに腕がへとへとになってしまいました。ああ情けない。大した時間は乗らなかったと思うのですが、終わってみると心地よい疲労感を感じていました。うだるような暑さの中、川のほとりにはヤブカンゾウが咲いていたりして、夏らしい気分を味わえた一日でした。

田中さんが例の件について、短いコメントを書いていた。ふーむ。

今日の写真はヒマラヤの低木のツツジ三種。もうすぐまた山に入ってしまうので、出し惜しみせずじゃんじゃん行きましょう。まず上段は、プルンカルカ(約4500m)付近のロドデンドロン・アントポゴン(Rhododendron anthopogon)。植物全体に強い良い芳香があって、群落の中を歩いていると、あたりがすごくいい香りに包まれます。しかし面白い話もあって、ガイドのゲルブさん曰く、この強い匂いを嗅ぐと高山病にかかりやすいらしく、私の場合もそのせいかもしれないとのことでした。中段はディンボチェ(4410m)より少し上流でのロドデンドロン・セトースム(R. setosum)の群落。日本のミヤマキリシマにはかなわないかもしれないけれど、見事な群落を作ります。下段はディンボチェより少し下流のロドデンドロン・ロウンデシイ(R. lowndesii)。セトースムのように群落にはならないけど、日差しに透けた黄色い花冠が美しかったです。

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*istDS + smc PENTAX-A MACRO 50mm/F2.8 ('06/6/25)



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*istDS + smc PENTAX-A MACRO 50mm/F2.8 ('06/6/26)



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*istDS + smc PENTAX-DA 18-55mm/F3.5-5.6 ('06/6/26)

昨日はサークル時代の友達二人がこちらの方に遊びに来ていて、ネパールの話などもしたかったし、「ご飯でも」ということになりました。しかしもちろんご飯だけで済むはずが無く、夕方からはしっかりと飲みモードに。いや~、暑いからビールがうまいんだもの。こういうの久々なのですっかりいい気分になって、何杯も焼酎を飲んで酔っぱらってしまいました。

それで結局、解散したのは今朝6時過ぎ。頭は痛いし気分は悪いし、ボロボロになって家に帰り着き、ようやくベッドに潜り込んだのでした。ところが、意識が夢の世界へと飛んでしばらくして、8時半頃に携帯が鳴りました。電話は某社からで、昨日キャンセルになったと言っていたはず単発のバイトに、これからすぐ出てほしいとのこと。瞬間、今の自分に残された力があるのか考えましたが、なんとか行けそうなので、急いでシャワーを浴びて出発。「何やってるんだろう、俺は」と思いつつ、一日しっかり働かせていただきました。ほんと疲れました。

ところで、昨夜の酔ってた時の記憶というのが、だいたい翌日の昼過ぎになって徐々に蘇ってきます。あ~、俺、なんであんなにべらべらとつまらない話をしてたんだろう。ああ~、あんなことも言ってたよ。自分が他人だったとしたら、絶対にウザイよ。などと、激しく後悔の念に駆られます。いけないなあ。いつもこんなことの繰り返しだ。それでも飲んでしまうものなあ。

いつも楽しく読んでいる田中さんのブログ「Photo of the day」で、少し前に書かれたパナソニックDMC-L1に対する批評記事が掲載後に削除されたことが騒がれている。田中さんは何かコメントするのかなあ。

今日の写真は、ゴラクシェプからエベレストBCへの途中で見た、ヌプツエ(7861m)の西壁です。ヌプツェの左の空に美しい虹色の弧が見えていたので、あわててシャッターを切りました。こういった空の現象にとても詳しい「Y.AYA's Garden」の綾塚さんにお尋ねしたところ、この現象は環水平アークというものだそうで、同サイトの「空の日」に7月10日付けで掲載していただきました。6月24日、カラパタールから下山したあと、天候が回復したのでエベレストBCへと向かった時の写真です。このあとヌプツェの左に少しだけエベレストの山頂が見える場所があって、その時は雲ひとつない山頂をはっきりと見ることができました。おそらくこの時が、私がゴラクシェプに滞在した三日間のうちで快晴のエベレストを見られる唯一のチャンスだったのだと思います。いまカラパタールにいたらなあと、ちょっと悔しい気持になりました。

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*istDS + smc PENTAX-DA 18-55mm/F3.5-5.6 ('06/6/24)

スズキから出たSX4。いい感じだ~。「エスクードのスポーツユーティリティーとスイフトのコンパクトさを融合させた」というコンセプトが、決して中途半端な感じではなくて魅力的。何よりシンプルにして力強いデザインが良いなあ。ヘッドライトなんかは日産のフーガとか最近のシトロエンも思わせるけど、飽きのこなそうな良い表情してるじゃないですか。スズキはこの車でWRCに参戦するらしくて、そのレーシング仕様がまたカッコいいんだわ。欲しい、欲しいよ~。これがいいよ~。

今日の写真は、カラパタール(5550m)の途中から眺めたクンブツェ(6665m、左)とチャンツェ(7553m、右)です。

6月24日の早朝、私は現地で知り合った同い年のサトシ、そしてガイドのゲルブさん、バルクマールさんと一緒に、有名なエベレストの展望台であるカラパタールに登りました。途中まではエベレストのシルエットが見えていたのですが、ピークにつく頃にはすっかりガスがかかってしまい、全く展望のない状態になってしまいました。サトシは結局、その日のうちに下山することにしたのですが、私はもう一泊していくことにしました。

この日、サトシが下山したあと天候が回復しだしたので、私はさらにエベレストBCを往復しました。しかし午後遅くには再び天候が崩れはじめ、激しい雨が降りだしました。いよいよ本格的な雨期に入ったのかな、という感じでした。しかたなく小屋にこもっていたのですが、夕方になると雨が上がり、山々に日が差しはじめました。エベレストの手前にそびえるヌプツェの姿もどんどん見えてきました。私は「もしかしたら見えるかも」と思い、もう一度カラパタールに登ることにしました。石ころだらけの道を息を切らせて登ると、ヌプツェの背後に隠されていたものが徐々に見えだします。しかし、そこにあるはずのエベレストには白い雲がまとわりつき、その姿を見ることはできませんでした。少しがっかりした気分で北の方に目をやると、エベレストとクンブツェとのコルの向こうに、西日を浴びたチャンツェが颯爽とそびえていました。その端正な三角形を、美しいなあと感じました。チャンツェはチベット側の山です。手前にあるエベレスト~クンブツェの稜線が国境になっています。そのことから感じられる山の遠さもまた、私の心を惹き付けました。カラパタールには翌日も登りましたが、やはりエベレストをはっきり見ることはできませんでした。

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*istDS + smc PENTAX-DA 18-55mm/F3.5-5.6 ('06/6/24)

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