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世界自然紀行

日本、そして世界の植物をめぐる旅

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笈ヶ岳に登った翌週の5月21日、伊吹山を北尾根に寄り道しつつ登ってきた。
この計画は、連休に泊まらせていただいたとき、大和田夫妻と約束していたもの。
お二人はこの日にあわせて、遠路はるばるやってきてくれたのだ。

米原側から登らずに、わざわざ北尾根を目指したのは、ある花を見たかったから。
その花はヤマブキソウ。
ケシ科の草本で、花の色も、花の時期も、
バラ科で木本のヤマブキとそっくり、という植物だ。

ヤマブキソウは以前、米原から登ったときに9合目あたりで見たことがある。
そのときこの花にすっかり惚れてしまった僕は、
それ以来、ぜひもっと大きな群落に出会いたいと夢見ていたのだ。
ひとつの花を見るために、ひとつの山を登る。
そんな登山スタイルが、バカバカしくて、でも僕は誇らしく思う。
連休中に登ったときは早すぎたので、
今回こそは!と期待をこめて登ることにした。

DSC_3368.jpg
揖斐川町春日村の笹又から登りはじめ、ドライブウェイの近くで一休み。
天気がいいのは嬉しいけど、蒸し暑い天気だ。
ここまでで、すでにヤマブキソウがちらほらと見られた。
他にはイチリンソウ、ヤマルリソウ、フタバアオイ、
ウマノアシガタ(キンポウゲ)、ハクサンハタザオ(イブキハタザオ?)なども。

DSC_3390.jpg
北尾根に入ると、さらに花の種類が増える。
先ほどの花に加え、ウスバサイシン、ザゼンソウ、ヤマエンゴサク、サンカヨウ、
ルイヨウボタン、ハシリドコロ・・・ヤマシャクヤクは・・・残念ながら咲いてなかった。
写真はちょっとおフザけで、三ッ葉葵の紋をつくってみた。
あ、葉っぱの向きが逆か。

DSC_3413_2.jpg
そして御座峰(ごぜみね)に近づくと、お待ちかねのヤマブキソウの群落。
歓喜の声をあげて撮影していたら、おばさまたちから花の質問攻めにあってしまった(笑)
「この花はなんでしょうか?」
「エンゴサクって、どんな漢字書くんですか?」
・・・わかりません。

DSC_3406.jpg
しかしヤマブキソウとは、よく名付けたもんだ。
ぴったりの名前だと思う。
(クリックで拡大)

DSC_3443.jpg
御座峰の山頂で昼休憩にする。
日帰り登山にMSRを持参してきているリュウジさん。
カッコよすぎる(笑)

DSC_3452.jpg
ルイヨウボタンも群生している。
派手さはないけど、瑞々しい草姿。

DSC_3488.jpg
フタバアオイは、下向きの花を写すのが難しい。
カンアオイの仲間は、よく撮影のために落ち葉が払いのけられていたりする。
あれはネイチャーフォトとして反則だね。

DSC_3514.jpg
来た道を引き返す途中で、もいっちょヤマブキソウ。
(クリックで拡大)

DSC_3543.jpg
せっかくなので、山頂も踏んでいくことにした。
ところが、暑さのせいか、次第に三人ともバテてくる。
それでも花を見つけるとカメラを構える僕。
山頂への遊歩道は、ニリンソウが満開だった。
(クリックで拡大)

DSC_3552.jpg
山頂の売店で冷たい飲み物を飲んで、ひと休み。
車で来た観光客や、表道から登ってきた今風の山ガールで、山頂はにぎわっていた。
石灰岩に寄り添って咲いていたキジムシロの仲間は、
ヒマラヤの高山植物を見ているようだった。


伊吹山から下山すると、温泉で汗を流したあと、一路鈴鹿へ。
もう一人の旅仲間、京都から来てくださった藤本さんと合流した。
藤本さんはオートバイでユーラシア大陸横断、南北アメリカ大陸縦断を成し遂げた猛者。
大和田さんと同じ時期に、ブエノスアイレスで知り合った仲間だ。
その後、僕の以前の仕事場の仲間と一緒に居酒屋で宴会。
新しい人と人との交流がうまれて、楽しいお酒になった。
そしてこの日は、近くの浜でテント泊。
たくましいぞ、我々!(笑)

翌日は昼前から雨が降り出すあいにくの天気。
しかし、大和田さんもやる気満々なので、誰もいない浜で潮干狩りを決行。
(海に浸かっているので、もはや潮干狩りじゃないかも・・・)
寒さに凍えながら、なんとかバカガイを集めることができた。

旅仲間とか山仲間って、どんな状況でも楽しんでくれるからいい。
一緒に遊んでて、ほんとに自由な気分になれる。
盛りだくさんの楽しい週末だった。

DSC_3587.jpg
白子の居酒屋にて。
左から藤本さん、ヒロコさん、リュウジさん。

DSC_3593.jpg
翌朝、浜の近くにならぶテント。
なんだろう、この眺め・・・なんか楽しくなってくる(笑)

DSC_3606.jpg
潮干狩りの成果。
アサリは皆無、ドンビ(シオフキ)がほとんどだけど、そこそこバカガイが集まった。




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バターカップ♪ヒトリシズカ、ニリンソウ…
だいぶ覚えたよ。

それにしても潮干狩りがあんなに激しいものだとは知りませんでした(笑)


2011.05.31 00:04 URL | ひろぴん #- [ 編集 ]












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