世界自然紀行

日本、そして世界の植物をめぐる旅

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一日バイトだと書くことがない。いかんなあ。

今日は早番だったので、バイト終わってから他所のスポーツ店に寄り道(内緒ね)してみた。そしたら「ウェアまとめ買いセール」なんてのをやってて、ちょうど買いたいと思っていたダウンジャケットで、マーモットのいい感じのがあったから、パンツとあわせて15%引で購入。本当はTNFのアコンカグアが欲しかったんだけど、さらに1万円高いし、バイト先に着てる人いるし、これで十分だ。軽くて暖かいから文句無し。なんかもう服なんてたまにしか買わんけど、買い物するとなんとなく嬉しいなあ。


旅の記録9
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10月15日、Baufort Westから、グレートカルー南部にあるWillowmoreへ向けて走った(グーグルアースの画像を付けてみた↑)。途中にはユーホルビアやメセンが見られたが、やはり多肉植物の種数はそれほど多くない。しかし、Willowmore手前で石英の山が現れると、急に多くの多肉植物が見られるようになる。気候や地質の微妙な違いに植生が影響されるのは日本でも同じなのだろうけど、この国を旅していると、それがより極端に感じられる。

Willowmoreでは、町外れにあるキャラバンパークに泊まることにした。ここのオーナーのおばちゃんが親切な方で、この方のおかげで非常に稀な多肉植物を見ることができた。おばちゃんは、自身も多肉植物に興味があるようで、「自分の農場では何々が見られるよ」と教えてくれ、さらに「あんたは何が見たいの?」と訊ねられた。そこで、「このあたりでコレが見れるらしいんだけど、、、」と本を見せると、「ああ、これね!これのある農場をしってるわよ。行きたいなら紹介してあげるわ。たぶんこれよ」との返事。ほんとかよ~と思いつつ、お願いし、翌朝その農場の方と待ち合わせることになった。

この日はキャラバンパークの周辺を少し歩いた。決して多くはないが、グロッティフィラムなどの多肉が少し見られた。

翌16日の朝、おばちゃんにお礼を言って、待ち合わせ場所へ向かった。すぐに待ち合わせ場所にボロいピックアップに乗ったおじさんが登場。目の前のフェンスを開け、農場(というかフィールドですな)に入る。道路から2、300メートルしか入らない所で車を止めると、「このへんだ」と足もとを探しはじめた。僕も探す。するとすぐ「まずひとつめ」と言う声が上がった。えっ、どれどれ、、、うわ、あったよ!ほんとだ!ユーフォルビア・オベサ・シンメトリカだった。正直なところ、これはそれほど思い入れの強い多肉ではなく、「せっかくだから見ておきたいな」ぐらいのものだった。しかし自生の姿を見ると、感動。不思議な植物。おじさんの話では、シンメトリカはこの農場にしかなくて、ヨーロッパのユーフォルビア協会の人たちも見にきたことがあるそうだ。日本人で見たのは何人ぐらいだろう。貴重な体験ができてよかった。周囲にも、ごろごろとたくさん生えている。すごい所だ。

061214a.jpg

ユーフォルビア・オベサ・シンメトリカ Euphorbia obesa ssp. symmetrica (EUPHORBIACEAE)
Near Willowmore, Eastern Cape, 16/10/2006



さらに、おじさんは「じゃあホリダを見に行こうか」と、数百メートル先の丘へ向かった。ユーホルビア・ホリダは大きくて、すぐに見つかった。この雰囲気。まるで南米のコピアポア(サボテン科の一種)だ。ホリダ、シンメトリカ、あるいはフーディア。こいつらを見ていると、収斂・平行といった進化の不思議が、実際の感動として伝わってくる。植物、いや生き物って、すごい。

おじさんと別れると、今度はPrince Albertへ向けて西へと走った。

Prince Albertは小さいが雰囲気のいい町だった。夕方、町の端にある丘を歩いてみた。裏山のようなただの丘なのに、なかなか多肉が多い。プレイオスピロス、クラッスラ、ハウォルシア、モンソニアなどに加え、上部の平坦地では、ここ特産のビリア(発音不明)も見られた。

061214b.jpg

ビリア・ディラタタ Bijlia dilatata (MESEMBRYANTHEMACEAE)
Prince Albert, Western Cape, 17/10/2006



17日、町の周辺を少し走ってみたものの新しいものは見られず、ジョージへ戻るために南へ向けて出発することにした。車を返すのは18日の朝なので、まだ一日余裕があったのだが、目をギラつかせて多肉植物を探す毎日になんとなく疲れて、もうどこかへ寄り道しようという元気が無くなっていた。おまけにGroot Swartbergを越えるといきなり雨になった。今日はのんびりしよう。そう決めてオーツホルンで一泊し、翌18日の朝、快適なジョージの宿に一週間ぶりに戻ったのだった。

つづく。
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